【俺のホーム飯】「北海屋」(ガンバ大阪/市立吹田サッカースタジアム)

私が小さい頃からやっている老舗。家族で千里中央に遊びに行った際に訪れた記憶もある。サッカー部の仲間がバイトをしていたことも。再開発で私が知っている千里中央から風景が変わりつつある中でもずっと存在しつづける地域に愛されたローカル店。メニュー的にはラーメンの種類が多いが、名物はちゃんぽん。鶏ガラや野菜、魚介類から出汁を取ったスープが美味。千里中央で麺ものを食べたくなった際はどうぞ。

■店名:北海屋
■URL:https://tabelog.com/osaka/A2706/A270601/27004224/


外観。ヤマダ電機側のせんちゅうパル3F


この店のオススメはチャンポン


チャーシューチャンポン。普通盛りでもボリューム満点


お肉の下には野菜や海鮮がたっぷり


つるつる食感のチャンポン麺


チャーシューもまずまずの肉厚。スープに浸して食べる


チャンポンに合う餃子は一人前で7個(280円)


店内の様子。落ち着いた内装


外の分かりにくい場所にひっそりとテイクアウト専用窓口も

ごちそうさまでした。

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すべてを好転させる一勝 -セレッソ大阪戦-

【ガンバ大阪 3-1 セレッソ大阪】

ピッチに映し出されるプロジェクションマッピングに連動したダンスを行うガンバボーイやガンバチアを眺めながら充実感を噛みしめた。サッカークラブの本質の部分ではないだろうが、こういう先進的な取組みはガンバのブランド価値を高めていると思う。なぜなら、サポーターの私がすごく誇らしい気持ちになったから。設営担当の方も含め相当なリハーサルをしたことが垣間見えたが、大変お疲れ様でした。ダービーにむけて準備してきた全ての人の気持ちが報われて良かった。


今回は選手主導のガンバクラップからプロジェクションマッピングスタート


プロジェクションマッピングで打ち上げられた銀テープ

■ウィジョがもたらしたもの

ダービー最大のトッピックスは新加入FWのウィジョデビュー。スタメンで起用されたことからも一定のフィット感はあるのだろうとは思っていたが、想像以上だった。体格からポストプレーヤーをイメージしていたが、今節では裏に抜ける動きを中心にゴールへの意識の高さに特徴があるように見えた。

強化部がどこまでイメージして獲得に至ったのかは定かではないが、強引でもボールをバイタルエリアに運ぶ強い気持ちはガンバに足りなかったもの。今のチームはボールを大事にするあまりファーストタッチを後ろに置く選手が多過ぎる。他クラブから研究されていない点もポジティブな要素で再び夏のFW補強がガンバ快進撃の起爆剤になりうるポテンシャルがある。

また、パトリックしかり、ペルージャ時代の中田英寿しかり、歴史を振り返ればデビュー戦での活躍の重要性は説明不要。結果的に値千金の同点弾を決めた訳だが、後半の立ち上がりは試合に入れない時間もあった中で彼を交代させなかった健太監督の采配も評価したい。まあ、守備を意識して高さのある選手を残したかっただけかもしれないが…。

新加入選手の活躍で大阪ダービーを勝利すること以上にチームを勢いづかせるものはない。吹田スタジアムに響き渡る「俺たちが大阪さ」チャントがその勢いをさらに加速させる。素晴らしい夜だ。



関連記事①:変える事でしか前進できない -セレッソ大阪戦-
関連記事②:ダービーの在り方論 ~大阪ダービーを終えて~



【読書感想】「スポーツ都市戦略 -2020年後をみすえたまちづくり-」(原田宗彦)

東京五輪開催が決まってから頻繁に語られることが増えた「レガシー」という言葉に敏感になっている。五輪自体よりも五輪後にこそ楽しみがある。期待がある。スポーツを通じて町が活性化し、人々がつながる社会。言葉にするとなんとも抽象的だが、真剣に考える価値のあるテーマだと思う。

振り返ると、自分の人生における財産はスポーツ(サッカー)を通じて多くのものを得た。例えば、サポーター活動を通じて出会えた人々、行くことができた場所、こうやって文章を書き続ける習慣は今の自分にとってどれも大切なものだ。実体験としてスポーツの魅力や力を知っているからこそ余計にスポーツを利用した社会つくりに興味が出る。スポーツを通じて変化した街を想像しただけで気持ちが明るくなる。

スポーツ都市戦略

■スポーツがもたらす可能性

そうした自身の経験もあり、スポーツ文化を広めたいと常々思っている。その魅力を多くの人に知ってもらいたい。そのためには論理的に理解しなければという想いで本書を購入した。このジャンルの第一人者である早稲田大学の原田宗彦先生が国内外のあらゆる具体的な事例を用いながらスポーツの力が分かりやすく丁寧に紹介されていて理解しやすい内容になっている。特に各地方のスポーツコミッションの活動事例などは普段は得にくい情報だと思うので興味深かった。

また、都民的には東京五輪関連の情報が気になるが、本書では世界の先進都市の中でも東京は都民のポーツ参加率がここ数年で急上昇していることが紹介されている。これは特に国や東京都がスポーツ施設を建設した等のアプローチがない中での数字であり、東京五輪後に環境が整った時への期待感は膨らむ。社会人になっても、会社や家族以外の人とスポーツを通じて地縁ができるメリットはサポーターの我々であれば知っている。

いい施設ができればスポーツ合宿や大会開催の誘致などスポーツツーリズムの分野でも街を活性化できる。Jリーグを例に考えると、今後はサポーターを対象にした「観るスポーツ」と「するスポーツ」を組み合わせた旅行ツアーを検討しても面白いかもしれない。他クラブサポーター間の交流が増え、より日本らしい平和なリーグに発展する可能性だってある。

スポーツの可能性は大きい。家、会社、そして、スポーツ(施設)。楽しく生きるためにはサードプレイスが必要だ。

関連記事:【書評/読書感想】「国際スポーツ組織で働こう!」(つくば国際スポーツアカデミー・アソシエーション編)




【書評/読書感想】「J2&J3フットボール漫遊記」(宇都宮徹壱)

子供の頃は当時全盛期だった金子達仁氏の本を読んでプロサッカー選手の表と裏を知ることに夢中になった。学生時代後半は村上龍氏をはじめとする作家のサッカー観戦エッセイで多角的な視点での観戦術を知った。そして、社会人になってからは今回紹介する本の著者である宇都宮徹壱氏からサッカーを文化として捉えることを学んでいる。

宇都宮氏の本を読むのは「フットボールの犬」「股旅フットボール」「フットボール百景」「サッカーおくのほそ道」につづく5冊目。「J2&J3フットボール漫遊記」ではJ2・J3クラブの現在地がそれぞれのクラブが抱える課題や歴史をふまえつつ紹介されている。クラブと行政の関係性、ゴール裏のジェネレーションギャップ、クラブ施設、ライセンス、人事…etc.

注目点は各章の最後に記載されている【付記】。記事が書かれた「その後」が書かれているのだが、現実は厳しいことを痛感する。インタビューで夢を語っていた監督が解任されていたり、状況が悪化していたり。これがリアル。サッカークラブは夢を語るだけでは生きていけないことを痛感させられる。



■自治体とスタジアム

2017年7月17日(祝)、渋谷の書店で開催された「J2&J3フットボール漫遊記」の出版イベントに参加してきた。テーマは本書の裏テーマでもあった「自治体とスタジアム」について。登壇者は著者の宇都宮氏、ちょんまげ隊のツン氏、サッカー漫画家&愛媛サポの能田達規氏、Jリーグクラブ勤務経験豊富な長岡茂氏、「今そこにあるサッカーを愛せ」ロック総統という日本サッカー界のメジャーとアングラが混ざる面白いメンバー。一見イロモノなツン氏やロック総統は経験談をベースに話すので臨場感と説得力があるし、初めて生で観た能田氏には出版物との本人のキャラクターのギャップに驚かされた。特に能田氏の愛媛愛からくる愛媛批判トークは無双状態で場が大いに盛り上がった。そこに論理的な宇都宮氏&長岡氏が加わり、意外にバランス良い座談会となった。


会場はBOOK LAB TOKYO。参加費は900円

スタジアムについては考えさせられる話題が盛りだくさん。ギラヴァンツが北九州のミクスタの指定管理者ではないという事実がある一方で、FC今治やいわきFCのようなクラブ(企業)主導で専スタを前提としたクラブづくりも存在するというクラブ間のスタジアム利用に対する温度差。Jリーグクラブの地域への影響力を過信する自治体もあれば、軽視する自治体の例もある。宇都宮氏の「地方のJ2やJ3クラブがある自治体ほどJリーグクラブに対する過度な期待があるように感じる」趣旨の発言が印象的。新スタ建設については地域や地域の企業が抱える課題との親和性、自治体(担当者)のやる気、土地やタイミングなどが合致して成立する過程など具体的事例と様々な立場からの見解を学べて有意義だった。


長岡茂氏は現在、スペリオ城北のスーパーバイザーに就任中

長野、吹スタ、北九州と専スタ建設ラッシュゆえにスタジアム建設については追い風が吹いていると感じてしまうが、そんなに甘いものではないと認識を修正。ロック総統が主張する「上を目指さない」というクラブの在り方は過去の反省の結果として今後のトレンドになる可能性はある。そういう多様性はあってしかるべき。前述の【付記】にある通り、現実は甘くない。ただ、一方でサポーターとしての経験からは「上を目指せる事」がサッカーの魅力でもあり、ACLやCWCでの経験は何物にも代えがたいことも事実としてある。夢を見れないクラブ運営にどれだけのフォロワーがつくのかという疑問もある。難しい。

関連記事①:サポーターの光と影 ~北九州アウェイ漫遊記~
関連記事②:『J番記者による大忘年会2016』に参加してきた話







【俺のアウェイ飯】「伽哩本舗 門司港レトロ店」(ギラヴァンツ北九州/「ミクニワールドスタジアム北九州)

先月のJ3北九州遠征で最も楽しみにしていたアウェイ飯。それは「秘密のケンミンSHOW」で紹介されたことで話題になったご当地グルメ「焼きカレー」。町ぐるみで力を入れており、門司港エリアにおける焼きカレー屋の地図も無料配布されている。門司港の焼きカレーは全国のカレーフェスで優勝経験もあるらしく、これを食べることを目的に旅行に来られる方もいるのだとか。今回訪ねたのは門司港唯一の「焼きカレー専門店」。「専門=間違いない」の法則。食べログでも高い評価を受けているので行列を覚悟していたが、焼きカレー屋が乱立しているので案外待たなかった。

■店名:伽哩本舗 門司港レトロ店
■URL:http://www.curry-honpo.com/mojikou-retro.html



場所は門司港駅。ミクスタがある小倉駅から20分程度


外観。奥は海。窓側の席を取れば海を見ながら食事を楽しむことができる


焼きカレーマップ。観光案内所で無料配布されている


メニュー①


メニュー②


「昔ながらの焼きカレー」。角チーズを使っているのがポイント


「チーズたっぷり焼カレー」。カロリーすごそう


卵とチーズとカレーのハーモニー。反則!


店内の様子


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