栄枯転変 -ヴィッセル神戸戦-

【ガンバ大阪 1-2 ヴィッセル神戸】

特定の選手観たさに来場者が増えるなんて何年ぶりだろうか。ツネやヤットに続くニューヒーローの誕生。井手口の露出が増えれば増えるほどクラブの売上増につながるボーナスタイムに突入中。クラブは井手口ビジネスに全力を傾けるべきだ。井手口プロデュースグルメで小銭を稼ぎ、スポンサー様には井手口を広告利用でフル稼働、自治体にはサイン入りユニホームを持参して記念撮影周りだ。今後、井手口にはピッチ外でもすさまじい運動量が求められる。

これまでも急成長した選手は何人も観てきた。ハッシ―、大黒、将生、ミチ…そういった選手達の中でも井手口の成長スピードは異常。ナビスコカップで前半途中交代させられたのが3年前。我慢して起用する大切さを痛感させられる。きっと健太監督の指導が良かったのだろう。結果も残すし、若手も育てる。手腕に疑いなし……という空気感になるニュースが飛び込んできた。長谷川健太監督の今シーズン限りでの退任が決定したのだ。


あと何年後継者でいてくれるだろう…

■長谷川健太監督とのお別れ

「サポーターの悲願達成!」なんてことは書かない。日本の文化的に死んだ人や辞めた人をバッシングするのは悪徳とされている。不倫した有名人も離婚や破局を境にマスコミの報道量は落ち着く。健太監督へのバッシングも減るだろう。今後はこれまでの功績を称えられるステータスに突入する。実際、今節のメンバー紹介時において長谷川健太監督の名前が呼ばれた時のスタジアムの反応はこれまでと違う温かいものだった。言葉は悪いが死んでから評価される。それが良いか悪いかは分からない。ただ、昔からそういうことになっている。

健太監督終了の判断は1年遅かったと思ってる。チームのサイクルが終わっていたことは昨シーズン途中で明らかで、原点回帰以外にチームに刺激を与える術がないように見えた。そういう意味では長谷川監督にどれだけの求心力が残っているかは分からないながらも「長谷川監督のために」という想いがチームに最後の刺激を与える可能性はある。2005年リーグ優勝における松波、2015年天皇杯優勝における明神などチームを去るという事実が力になる事例は多い。

チームも健太監督も守るものはない状態。残りのシーズンを開き直るもの手だ。もはやリーグ戦は終了しているに等しい。「一部主力選手と目指すサッカーの方向性が食い違っている」という報道もあったが、健太監督がサポーターを意識してか建前で発言し続けてきた“攻撃サッカー”を志してもいいのではないか。今シーズン限りとはいえ今節のような賞味期限切れのサッカーは観るに耐えないから。

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