何を期待してチャントに想いを乗せるのか -ヴァンフォーレ甲府戦-

【ヴァンフォーレ甲府 1-0 ガンバ大阪】

抽象的な話にはなるが自分達の声援が試合内容とシンクロしていると感じる時がある。その多くがアップテンポのチャントを歌うと攻撃にリズムが生まれるというものである。上西小百合先生に言わせれば「サッカーの応援しているだけのくせに、なんかやった気になってるのムカつく」で一蹴だろうが、ある種の信仰的なものだ。信じる者は救われる。特に長谷川健太監督のサッカーは守備的でつまらないで評判であるがゆえにアップテンポのチャントには想いを乗せまくって早数年。

そんな中、今節試合を応援しながら向かい合った甲府サポーターのことを考えた。甲府との試合は基本的に毎回今節のような内容になる。つまり、守備的な戦術で戦ってくる。監督が変わって表向きは目指すサッカーに変化があっても、傍から見る限りはいつも結局は堅守速攻のサッカー。そうしたサッカーを応援する甲府サポーターはチャントにどのような想いを乗せているのだろうか。守備的なサッカーをつまらないと捉えているガンバサポーターとは違うメンタリティがきっと存在するはずだ。耐えて耐えて耐えて数少ないチャンスにかける想い。これはこれでスタジアムの一体感を生みそうである。我慢した時間が長いほどカタルシスは大きい。


心配された雨は降らなかったものの、18時K.O.は暑かった…

■選択肢の豊富さ

ピッチ上は守備的でもそれ以外は攻撃的であるのが甲府スタイルである。アウェイサポーターも対象とした抽選会(試合前&HT)、試合前に複数個所で同時開催されていた音楽ライブ、ハーフタイム花火、モノマネタレントショー、ゆるキャラ、ご当地スタグル…etc.そうした多様性の象徴が企業広告の看板で、話題の「かりそめ天国」看板もガンバゴール裏に登場した。何が入口となってファンになってくれるかは分からないので、老若男女全方位をターゲットとしたアプローチは重要だ。


ガンバゴール裏側に登場した話題の看板


毎年、入場時にはゆるキャラが出迎え。昨年はコチラ


ど根性ガエル・ピョン吉とのコラボレーションも実施

これはピッチ上でも同じ考え方が当てはまるはずで、選択肢は多く持っておかなければいけない。甲府は前述の通り引いてカウンター狙いであることは明白ゆえアプローチ方法は考えやすかったはずなのだが攻守における無策感が悲しい。セオリーであるサイド攻撃を第一選択肢とする以外にどのような狙いがあったのだろう。この負け方以外に可能性があったのかという典型的な甲府戦の負け方。数回あった決定機を「あれが入っていれば・・・」は総括として正しいのか微妙。守備ありきの長谷川ガンバにおいてカウンターで被決定機を数回作られている点をふまえても完敗の可能性もあった試合内容。

数少ない収穫はガンバ敗戦によって試合後、スタジアムからの移動がスムーズで小作の21時ラストオーダーにギリギリ間に合ったことくらいだ。

関連記事:【俺のアウェイ飯】「小作」(ヴァンフォーレ甲府/山梨中銀スタジアム)




コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL:
http://7additionaltime.jp/tb.php/963-3b60dd90