日曜の夜 -コンサドーレ札幌戦-

【コンサドーレ札幌 0-2 ガンバ大阪】

サポーター活動を始めた学生時代は観光地になど目もくれず、ただスタジアムを往復する遠征をしていた。「遊びに来てるんじゃねぇ!戦いに来ているんだ」。わりと真剣に思っていた。

時が変われば意識も変わる。今回の札幌遠征はほぼ観光だった。昼間からサッポロビール博物館でビールを飲み、ソフトクリームまで食べていたらスタジアムに着いた時にはキックオフまで2時間を切っていた。試合後の祝勝会はジンギスカン。満腹である。

これをガンバへの熱量の低下と捉えるのか、大人の余裕と捉えるべきなのかは知らない。間違いなく言えるのは楽しかったという事。「日曜ナイター」にクレームをつけていた数ヶ月前の私はもういない。日曜夜に翌日の仕事を考えないで遊びほうける時間は至福以外の何物でもなかった。


札幌は想定外の寒さだったので屋内開催に命拾い

■スタジアムに一体感をもたらすもの

私とは違い、ちゃんと月曜日から働く人が大半であろう中でも札幌ドームの入場者数は2万人を超えた。驚かされたのは集客力以上にスタジアムの一体感。バックスタンドや逆側ゴール裏の札幌サポーターも手拍子でゲームに参加する事でチームを後押しするホームの空気感を作り出していた。それを感じてしまうのはガンバゴール裏が例の件でいつもと違う事も原因の1つだろうが、昇格時のスタジアム満席など成功体験や野々村社長の積極的なPRが活きているのだろうかと色々想像した。

「一体感」という意味では試合終盤にオープンな展開になった事で連発された“アデミウソンドリブル突破祭”は盛り上がった。いつかの味の素スタジアムで発生した“ミネイロ祭”を思い出した。共にイケイケの攻撃を繰り出した際に発生したものだが、攻撃的なサッカーとすすきのは人を元気にする事を札幌で学んだ。

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