俺のアウェイ飯 アウォーズ2016

アウェイ遠征とは飯であり、飯とはアウェイ遠征である。

なぜサポーターはアウェイに行くのか。これを読んでいるJリーグサポーターは自問自答して欲しい。ちなみに、私のサポーター仲間はこう言い放った。

「俺、アウェイ遠征に行く目的の7割は飯。3割が応援」

多くのサポーターがこの発言を批判できないはずだ。スタジアムよりもアウェイ飯の写真が次々とアップされるJリーグサポーターのSNS。試合の感想より弾むアウェイ飯についてのトーク。ゲーフラを忘れる事はあっても、アウェイ飯屋の予約は忘れないのである。

個人的には今シーズンも多数のアウェイの地に足を運び、多数のアウェイ飯を食べた。特に今年は我がガンバ大阪がJ3に参戦した事もあり、開拓のシーズンでもあった。そんな試合よりも記憶に残るアウェイ飯の数々をJリーグアウォーズ風に表彰する。

■ベストイレブン

選定基準は以下の通り。

対象:今年、私が行った店。所属リーグ(カテゴリー)は不問
ポジション別評価ポイント:「GK」は“信頼性”、「DF」は“安定感(定番)”、「MF」は“意外性”、「FW」は“決定力(ボリューム)”を重視

【GK】
もつ鍋 おおやま(アビスパ福岡)
⇒「もつ鍋」。レベスタに広告看板も出し、Jリーグサポーター間の認知度が高い。

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【DF】
小作(ヴァンフォーレ甲府)
⇒「ほうとう」。定番という立場に胡坐をかかず、多様なメニューを提供してくれる。

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あつた蓬莱軒(名古屋グランパス)
⇒「ひつまぶし」。味、接客、立地・・・食べ方同様に色んな形で楽しめる名店。

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餃子むつ菊(ジュビロ磐田)
⇒「浜松餃子」。住宅街にある予約なしには入れない超人気店。コスパも◎。

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さわやか(ジュビロ磐田)
⇒「ハンバーグ」。あの弾力は唯一無二。アウェイサポーターの集客率ではダントツ1位。

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【MF】
もぅあしびー(FC琉球)
⇒「沖縄料理酒屋」。多様な琉球料理をほぼカバーしている点を評価。酒も充実。

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いしぐふ~(FC琉球)
⇒「ソーキそば」。そばの上の卵が特徴。ソーキのジュウシーさが最高。

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南翔饅頭店(上海上港)
⇒「小籠包」。皮のモチモチさが本場中国の味。別売の生姜とセットでどうぞ。

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【FW】
元祖博多めんたい重(アビスパ福岡)
⇒「明太子料理」。福岡グルメ新定番。高いが美味い。今シーズン最大の発見。

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Grill’d(メルボルンビクトリー)
⇒「ハンバーガー」。名物グルメが少なく、物価の高い豪州に長期滞在する中で重宝した店。

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明治亭(長野パルセイロ)
⇒「ソースかつ丼」。長野グルメに蕎麦以外の選択肢を提供するガッツリ派サポーターの救世主。

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システムは4-3-3。例年同様、アウェイ飯の強豪であるアビスパ福岡から2店を選んだ他、「小作」「あつた蓬莱軒」「さわやか」といったご当地チェーン店勢も健在。躍進が目立つのは沖縄勢で堂々の2店選出。J3参入の影響がベストイレブンにも及ぶ結果になった。外国籍からはACLアウェイで訪ねた中国とオーストラリアの店を選出。関西圏、首都圏からの選出からの選出がないのは例年通りの傾向。

そして、2016シーズンのMVPは「さわやか(ジュビロ磐田)」。過去、静岡グルメは海鮮系を中心に攻めてきたので実は初めて食べたのだが、味の意外性が他の10店と比べて圧倒的だった。また、前述の通りサポーターの集約率の高さは異常。選択肢が多い静岡グルメにおいて、あそこまで支持されるのは特筆すべき。来シーズンは清水が昇格して静岡遠征が2回予定されるが、多分「さわやか」には2回行く。

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■特別賞

惜しくもベスト11には入らなかったものの、特別賞という形で表彰したいアウェイ飯を3店舗。「新人王」は若者にオススメする店、「功労賞」は過去何度もお世話になっている定番店、「フェアプレー賞」は体に優しい料理を提供している店という選定基準で選出した。

【新人王】
(柏レイソル)
⇒「ラーメン」。今シーズン唯一残してしまったアウェイグルメ。圧倒的なボリュームは若者向け。

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【功労賞】
矢場とん(名古屋グランパス)
⇒「とんかつ」。食べた翌日に胃もたれ発生で引退を決意。定番グルメへの感謝の意を込めて。

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【フェアプレー賞】
琉球茶房すーる(FC琉球)
⇒「ゆし豆腐」。飲み過ぎた試合翌日の昼食に相応しい。

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特別賞の3店舗はどれも自分の年齢や体の変化に連動する形で選出されている。Jリーグクラブが世代交代を繰り返し進化を続けるように、サポーターのアウェイ飯の好みも変化し続ける事を感じ始めた一年でもあった。ボリュームや高カロリーのものを食べれなくなりつつ事を決してネガティブに捉えるのではなく、新しいアウェイ飯に出会えるチャンスが広がったとポジティブに捉え、来シーズンもアウェイ遠征に勤しもうと思う。

Jリーグサポーターの皆さん。来シーズンもアウェイ飯を食べるついでJリーグの試合観ようぜ。

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