言葉を増やす事で観客を増やす ~フットサル日本代表戦を観て~

フットサル日本代表の試合を観てきた。場所は代々木第一体育館。仕事帰りに立ち寄れるアクセス(会場・立地)の重要性を痛感した。フットサルを観終わった後は渋谷で晩ごはん。これは埼玉スタジアムでは実現できない都心開催ならではのメリット。充実のフットボールライフを過ごせた。

ただ、そんな環境が揃っても観客数は約3300人。観客数が発表された時のお客さんのリアクションから推測するにそんなに悪くない数字なんだろう。ただ、個人的にはフットサルというスポーツのポテンシャルを考えればもっとお客さんは増やせると考えている。自分を含め多くの方がフットサルの魅力を理解しきれていない気がするのだ。


コロンビア代表に3-2で勝利

■フットサルを語る言葉を増やせ

試合はとても面白かった。皆、上手だった。ただ、具体的にその面白さや上手さを語る言葉を持っていない事に気がついた。プロ野球では「観客の数だけ監督(解説者)がいる」などとファンの事を紹介されているのをよく聞くが、観客3300人の中に監督が何人いただろうか。

森岡薫選手のフィジカルの強さや、シュートの振りの早さなど圧倒的かつ、普段観ているサッカーとも共通する部分は多少語る事はできる。ただ、他の選手達については何一つ解説できない。どの選手がどういう特徴で・・・という事がサッカーと比べて見出しにくい難しいスポーツだと思う。


2得点の活躍。森岡薫選手

そうなると、まずはこのスポーツに対する基本的な理解がある「プレーヤー」をターゲットとした集客啓蒙活動が大切になる。実際、この試合の観客も会話などから察するに普段フットサルやっている方が多かった。フットサルのポテンシャルはここにあると思っていて、都内だけでも結構な数のフットサル場が存在し、男女問わずあらゆるレベル(カテゴリー)でプレーする機会が提供されている。つまり、フットサルは「プレーヤー」の数が多いスポーツなのである。

プレー経験の有無は観客として観るスポーツに対する興味に直結する。プレー経験がある事によって自分の物差しで捉える事ができるし、語る事ができる。そういったコミュニケーションの中から言葉が増える。フットサルを語る言葉を増やす事は、フットサル文化を豊かにする事と同義である。サッカーはオフト監督の「トライアングル」「アイコンタクト」から始まって、近年では「ポリバレント」「インテンシティ」あたりが流行語だと思うが、サッカーについて語る言葉の増加に比例して日本サッカーが発展した歴史がある。

話を戻す。

要は各フットサル関係者やメディアはキャッチーな言葉でフットサルを解説し、情報発信をする事でフットサルの魅力を理解する人は増えるはず。プレーヤー(プレー経験者)が多いスポーツであるがゆえに下地はある。その先にフットサルファンのボキャブラリー増加があり、フットサルの魅力伝播につながり、観客数が増えるという発想。

今週の土曜日にも試合があるので、TV中継での伝え方に注目して観戦してみよう。

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