【ACL遠征記】広州恒大-ガンバ大阪@天河体育中心体育場

【広州恒大 2-1 ガンバ大阪】

公安に身柄を確保される事なく昨夜、中国広州より無事帰国。広東料理が美味しかった話や、経由地である香港の夜景が綺麗だった話は別エントリにとっておいて、今回は遠征のハイライトである広州恒大サポーターについて。

広州恒大 スタジアム
ゴール裏を中心に平日にも関わらず大勢の広州恒大サポーター集結

■広州恒大サポーター

予想通り、広州恒大サポーターは純粋にクラブを応援する気持ちに加えて我々に対する敵対心をむきだしにしてきた。これは日本のクラブと対戦する時だけなのか国内リーグでも同じなのかは分からないが、その敵対心がスタジアムに大きな熱をもたらしていた。広州恒大がゴールした時、広州恒大サポーターはピッチではなく我々を見ていた。中指を立てる人、親指を下に向ける人、思い思いのジェスチャーと共に発せられる言葉は意味は分からずとも罵倒されている事は理解できた。数年ぶりに味わう中国アウェイは相変わらず最高だった。

広州恒大 公安
先制点時に大暴れしたガンバサポにご立腹され、後半は増員で守備を固めてきた

例のごとく我々ガンバサポは安全確保を理由にバスでスタジアム入りを余儀なくされ、スタジアム内では我々を大多数の公安(に雇われているバイト)が囲んだ。ただ、個人的な印象としては、公安がいる事による安心感は広州恒大サポーター側に与えている側面もあるのではないだろうか。集団心理とセットで日本を罵倒する遊びを公安という保障と共に楽しんでいる・・・そんな風にも見えた。

東方賓館 外観
ガンバサポーターの集合場所。東方賓館ホテル

また、試合中のウエーブや試合終了後の一斉帰宅などの様子からは本当の意味でサッカーへの熱が存在するかは疑問。日本におけるサッカー日本代表と同じ。広州恒大はスタジアム内や試合開催日だけのお祭り。普段の生活の中における存在感は低く、つまり、まだ文化ではない。スタジアムでの応援がある種の捌け口や発散の場という印象も受けた。実はスタジアム外で出会った広州恒大サポーターはフレンドリーだったりもしている。スタジアム内では集団心理が働いたに過ぎず、前述した我々に対する敵対心も根は浅いかもしれない。

広州恒大 スタグル
唯一のスタグル。水、スポーツドリンク、コーラ(3~5元)

と、推測ばかりで文章を進めてきたが、だからといって天河体育中心体育場の雰囲気を批判するものではないし、期待通りの熱量だった。静観するサポーターの数が少ないのが特徴で、ゴール裏だろうがメインだろうが、座る場所に関わらず全員が声援するので、スタジアム内に響く声量が圧倒的である点が素晴らしい。アルウィンの雰囲気を下品して、パワーを10倍にしたような感じ……と書けば多少はイメージしてもらえるだろうか。

そういう雰囲気のスタジアムだからこそ我々はJリーグの試合以上に燃えたし勝ちたかった。少数精鋭のスパルタ軍のような気持ちで応援した。敗戦は間違いなく悔しいが、アウェイゴールを獲得しての1点差負けは及第点と捉えていいはず。後半は意図的かリスクを冒さない戦い方を選択している様にも見えた。

広州恒大 ACLチケット
広州恒大-ガンバ大阪戦のチケット

海外アウェイでの応援は麻薬的な部分があって、高揚感と疲労感が共存する充実感を味わえる。俺は今シーズン、決勝の中東でもう一度海外アウェイを経験したい。万博での第2戦は広州に負けないスタジアムの雰囲気で絶対勝とう!

P.S.海外アウェイ時は「TVにたくさん映ってたね」メールが沢山届くので帰国後に録画を観るのがいつも楽しみ。

関連記事①:広州恒大サポーターに囲まれながら
関連記事②:【ACL遠征記】FCソウル-ガンバ大阪@ソウル



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