小学生の頃、ヴェルディサポーターだったら、もう少しサッカーが上手かったかもしれない

僕がサッカー少年だった頃は「インテンシティ」なんて言葉は存在しなかった。「ポリバレント」もなかったし、「プルアウェイ」も「デュエル」もなかった。言葉がないという事は、存在しない(指導されない)という事で、今の若い子達が自分達の若い頃よりも上手いのはある種当然だと思っている。

しかも、今は指導で使われた言葉の見本となる動画があらゆるメディアに溢れている。観て学ぶ事は重要だ。学ぶは真似る事から始まる。サッカーはイメージのスポーツ。イメージを持たない事には何も始まらない。小学生の頃、年に数回か連れて行ってもらえる万博で観るツベイバや実好を見本にして練習していた僕が、メッシやネイマールを毎日観て練習している子供達より下手なのは仕方ないのである。

原風景 万博スタジアム
自分にとって永遠の原風景「万博スタジアム」

■今のガンバを観て育ったサッカー少年の未来に幸あれ

僕はガンバを観て育った。サポーター歴とサッカー歴は同じ。つまり、僕のサッカー選手としてのキャリアはガンバと共にある。いわゆる「現役」と言われる小学生~高校生の頃のガンバは弱かった。「俺達の方が強いんじゃね?」と高校サッカー部の仲間の発言を今でもハッキリと覚えている。多分、当時のガンバから僕が選手として学べた事は少ない。西野以前はどんなコンセプトでサッカーをしていたかすら記憶にない。

ただ、今のガンバは違う。圧倒的にサッカー少年に好影響を与えるサッカーをしている。まずサッカーの大前提である走力(体力)が強調されている点が素晴らしい。倉田、阿部、大森の攻守の切り替えの早さが当たり前だと思える意識が育まれる頼もしさ。また、今ちゃんの球際の強さには、普段はヘラヘラしていてもピッチでは戦わなければいけないという精神を学ぶはずだ。リンスの仕上げゴールには途中出場が続く子供にモチベーションを与えているに違いないし、岩下からはヤンチャな男子はモテる事を学ぶだろう。

実は30歳を過ぎて「サッカーおじさん」になった僕は未だにガンバに影響を受けまくっている。長谷川ガンバになってから、ここ数年の「攻守の切り替えの早さ」と「スプリント回数」をめちゃくちゃ意識してプレーしている。意識を変えればプレーも変わって、サッカーがより楽しくなる。個人的には今がサッカー選手としてのキャリアのピークだと思っていて、最近はサッカーのために食生活すら変えた。こういう意識が学生時代にあれば・・・とは思わない。むしろ、社会人になってからガンバが面白いサッカーをしてくれた事で、大人になってからも成長できるきっかけを与えてくれたと感謝している。

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