サポーターを続けるターニングポイント経験 ~TV番組「another sky」を観て~

日テレで放送されているTV番組「another sky」はサッカー選手がよく登場する。<想いの数だけ空がある。海外にある、第2の故郷。>という番組キャッチフレーズの通り、サッカー選手としてのキャリアの中でターニングポイントとなった場所を訪れて紹介する内容。サッカー番組では紹介しきれないパーソナルな部分にも踏み込んでおり、毎回サッカーファンの間でも評価が高い。

ヤットは高校時代に留学したブラジルを、大久保は過去在籍したスペインのマジョルカを訪れていた。共にその地での経験が大いに今の自分の形成につながっている事が分かり、なかなか興味深かった。

マラカナン1

■サポーターにとっての「another sky」

そんな番組を観ながら、サポーターとしての自分にとって「anaother sky」はどこか考えた。結構なお金と時間を費やして日本全国~海外までかなりの量のサッカーを観てきた。生活はサッカーを中心に回っている。サッカーにまつわる経験はどれも素晴らしいけど、「anaother sky」的なターニングポイントとなった経験は何だろう。

<海外>という縛りを設けるのであれば直近では「ブラジルW杯」か「インドネシア遠征」。共に異文化のサポーター文化を経験できたという点では素晴らしいけど、ターニングポイントと呼べるほどではない。既にサポーターとしての自分は確立されてた時期でもある。

生活の軸となっているガンバ大阪サポーターとしての海外経験だと「ACL遠征」が当てはまる。ただ、「韓国遠征」はクラブレベルでは日本相手でも熱がないという点で拍子抜け経験だし、「中国遠征」は相手に熱はあって、反日感情から石を投げてきたり人生経験的には有意義な時間だったけどターニングポイントとしては少し弱い。

色々考えた結果、もはや「anaother」ではないのかもしれないものの、国内アウェイでの負け試合こそがサポーターを続けている最大の要因だという結論に至った。実は記憶に残っている応援の多くが悔しい負け試合だったりする。

ガンバサポーターである私の場合、負け続けた歴史の中で始めて「ファイナル」の舞台に立った「2005年ナビスコカップ決勝@国立競技場」は始めて応援しながら涙が出た試合だし、「2006年最終節 対浦和@埼スタ」も敗戦後の「ウィーアーレッズ」の大合唱に自分はガンバサポーターだと強く自覚した。最近では降格が決まった「2012年最終節 対磐田@ヤマハ」も試合後にまず思ったのは「日曜開催が多くなるJ2での試合こそ現地に行かなければ」という事だった。

2012磐田2

つまり、「涙に滲じむアウェイスタジアムの空」が自分にとっての「antoher sky」。

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