【書評/読書感想】「フットボールのない週末なんて」(ヘンリー・ウィンター)

英国サッカーを舞台にしたコラム集。戦術、ゴシップ、人間関係、事故・事件・・・コラムで紹介されている話はどれも個性的で深みもある。それは書き手(訳し手)の上手さもさることながら、登場人物の魅力による部分が大きい。本書の登場人物は「破天荒」な人ばかり。Jリーグもエンターテイメントである以上、Jリーガーや監督はもう少しキャラ立ちしていかないとダメなんじゃないかと考えさせられた。まあ、槙野レベルの個性でアンチが生まれまくっている文化の中では厳しいのかもしれないが・・・。

フットボールのない週末なんて

■個性が露出を生む

本書でも度々登場するモウリーニョ監督の記者会見はもはやショータイム。あんなお喋りをされたら当然記事になるし、職場の話題にもなる。Jリーグで面白い記者会見をする監督を私は知らない。西野監督の「タフ」発言に喜ぶのは一部コアサポだけ。一般受けする喋りが出来る必要がある。

そういう意味ではメディアで実戦経験を多く積んだ方に期待したい。ただ、期待値の高い松木さんや早野さんはそのお喋りが逆に監督就任の可能性を下げる結果になっており、その両立の難しさを痛感する。現状の期待値ナンバーワンは名波監督か、ラモス監督。共にJ2の監督であるのが残念。

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