【Jリーグ第24節】ガンバ大阪-セレッソ大阪@万博

【ガンバ大阪 2-0 セレッソ大阪】

ダービーウィークだった先週、何の雑誌だったか忘れたけど、アントラーズOBのインタビューを読んだ。曰く、「アントラーズの伝統は各ポジションのレギュラー選手の特徴も継承されている」との事。CBであれば奥野→秋田→大岩→岩政・・・要はフィジカルコンタクトに強い大型のセンターバックが常に存在する、と。それが良い事かどうかは賛否両論ありそうだけど、1つの理想としては素晴らしい事だと思う。

■次世代ガンバ選手の特徴とは

なぜそんな話を書いたかと言うとダービーでの阿部ちゃんのプレーを観て思うところがあったから。

今回のダービーはアギーレ日本代表監督が視察に来ていた事も話題になった。関連して、宇佐美や南野のプレーが注目されたけど、最もアピールしたのは阿部ちゃん。アギーレ好みであろう豊富な運動量をベースとした攻守の切り替えの早さや球際の強さに加えて、1ゴールの活躍。誰が観ても明らかなMVPだった。

今回は阿部ちゃんが結果を出したけど、倉田や大森も阿部ちゃんと同じようなスタイルをもつプレーヤー。何をもってそう呼ぶかの基準は難しいけど所謂「戦える選手」。「戦える」という意味では岩下や今野、ジェソクあたりの選手を思い浮かべるサポーターもいるかもしれない。天皇杯広島戦の記事でも触れたけど、このあたりは長谷川健太イズムの影響も大きいはず。

ガンバは足元の技術的な高さと攻撃性がチームの伝統となりつつある。そういう時代が続いているし、今後もそうあって欲しいとも思う。長谷川監督が就任した時に、監督交代や世代交代によって守備的なスタイルに変更するかもしれないという不安があった。実際、元レギュラーは「黄金の中盤」時代のメンバーとは特徴が違う。ただ、今ガンバがみせているサッカーはその理想とする伝統に+αがある状態だと思う。+αの部分は守備力、ポゼッション以外の攻撃の形、(良くも悪くも)淡々とプレーする選手の割合が減っている事だったり。継承だけではなく、進化もある。ダービーでの阿部ちゃんのプレーはその象徴だった。

それを支えているのは育成機関であり、サポーターの目であり、フロントの力だと思う。苦しい時期もあった。この試合も決して楽な展開ではなかったけど勝ちきった。クラブが再び軌道に乗ったなと感じたダービーなのでした。

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