【読書感想】「黄金世代」、「実況席のサッカー論」、「翔べ!ガンバ・イレブン'94」

こんばんわ。こ~@予定のない土曜の夜はレイトショーの映画を見に行ってます です。芸術の秋・・・だからという訳ではないですが、今日はサッカー(スポーツ)関連図書の紹介を。今更ながらamazonのレコメンド機能は本当に優秀で興味をそそる本をバンバン紹介してくれて助かってます。今日紹介する本もほとんどレコメント経由。ただ、こないだ一冊だけ漫画(星守る犬)を購入したら、次の日からレコメンド本は「犬の飼い方」、「犬の育て方」とか犬関連の本ばっかりになって結構残念な今日この頃であります。ちなみに私、猫派です。

■本

①「黄金世代」作・本川悦子

今の日本代表に期待感が無いからなのか何なのかは分かりませんが、未だに79~80年代に生まれた選手達、通称「黄金世代」の特集や本が新刊されております。きっと需要があるんでしょう。私も仲間内の会話やサカツクで私的ベストイレブンを作るとこの世代の選手ばっかりになっちゃうもんね。ヤット、加地さん、播ちゃん、イナとガンバの選手が多いというのもあるけど、ガンバサポ以外のサッカーファンからしても期待感という意味ではこの世代を超える世代は出ていないというのは共通理解じゃないかな。個人的には小野や高原の復活を信じてるし、どんなけアテネ世代や北京世代の選手が活躍してもタレント性に欠けてしまうような気がするんです。

この本では「なぜこの世代にタレント(個性的な選手)が集まったのか?」という疑問を持ち、それを解決すべく黄金世代の選手や関連の指導者に対してインタビューを行っています。逆にいうと最近は同じような選手が増えてきたという事なんですが、その理由の1つとしてトレセン制度普及による画一的な指導の落とし穴などが書かれています。また、トレセンが無かった頃は各地域の指導者がそれぞれポリシーをもって能動的に学び指導にオリジナリティがあったという事も指摘されています。

それぞれ一長一短でどのチームでも同じ事を一貫性をもって指導してもらえるのはそれはそれでいいと思うし、一概にはどちらがいい悪いとは言えない。ただ、この本を読んでいると一貫(トレセン)教育ばっかり受けているとプレーの幅(多様性が乏しい)が小さいので移籍した時や代表などで今までと違った要求をされると対応できないといった事例も多くなってくるような気もしてくる。そういう選手結構いるような気がする・・・・今後、若い世代の海外挑戦や日本代表での活躍を注目する事にします。

まあ、基礎的な部分は除いて長所と短所は選手によって違うので画一的な指導にプラスして個々にあった指導が当然だけど必要。また、チームによってのコンセプト。ガンバのクラブユースであったらポゼッションの技術とか。チームによって個性が出てくれば選手も色んな選手が出てくるだろうし。選手に対して「考えさす」というのが最近のトレンドだけど、その前に指導者がトレセン仕込みの画一的な指導だけじゃなくて、「+α」の指導を考える事が大切だと思うね。

②「実況席のサッカー論」作・山本浩&倉敷保雄

「そこにいるのは私たちそのものです」でお馴染みのNHKの山本さんと人気実況のクラッキーの対談本。基本的はクラッキーが先輩の山本さんに色々教えてもらうというスタンスで話は進みます。多少山本さんのうんちくが続くページには眠くなってしまいますが、表に出ないサッカー界のネタなども一部書かれており、その部分はなかなか興味深いです。

1つ例をげるとW杯における国の登録人数の話。一般的には選手の23人というのはよく知られているところだと思うのですが、実はスタッフ含めチームには50人の登録枠(ID提供)があるとの事で、国によってはその枠の中にメンタルケア担当の者なども入れて万全の態勢を取っているそう。一方で日本代表の50人枠の中には広告代理店が入っているそうです。いいか悪いかは別にして、こうした事もメディアはしっかり報道しないといけないないんじゃないか・・・なんて意見が本書には含まれています。確かに日本のメディアは(海外のメディア知らんけど)偏る傾向にありますからね。のりピーの話題いつまでやるねん!ってね。

あと、関連する部分では「実況&解説のレベル向上が視聴者のサッカーに対する理解(レベル)をあげる」というのは非常に同意するところで、野球と比べるとサッカーの解説者は話が下手な人や個性がない人、毎試合同じ事を言う人が多い気がするし、最近のサッカー中継を見ていて解説者のコメントから新しい発見をした記憶がほとんどない。それは直接的ではないにしろ日本のサッカーレベルアップの足かせになりうる。サッカーを知らないのか、伝えるのが下手なのか・・・(多分、後者)。逆に野球は最近月1回のペースでやっている古田の番組やうるぐすの江川の解説なんかを聞いているとたまに深いな~と思わせてくれる事がある。サッカーで深いな~って人をうならせる解説者は少ないんじゃない?歴史が違うとはいえ、こうした積み重ねが現在の野球とサッカーの視聴者のにおける突っ込みレベルの差になっているからね。

解説者は視聴者に合わせてわざとレベルを下げて解説しているのであれば、それは悪循環。よく分からなくても深い話をした方が人は興味を持つ。応援解説は地上波限定で松木さん1人で十分。CSなどコアファン向けの放送から意識を変えてレベルアップしてもらいたいね。野々村さん、平ちゃん(解説しないけど)はよく勉強しているんだな~って伝わってくるし、もっとそういった方々が増えればいいと改めて思います。まあ、サッカーも序々にプロを経験した選手が解説者になってきてるし、今後解説のレベルが上がる事を期待しましょう!

■VHS

①「翔べ!ガンバ・イレブン'94」

500円で中古品を購入。この内容でよく商品化できたなという感じで(笑)、選手もフロントも関連会社もまだまだアマチュアだったなという事でしょう。このDVDを見てJリーグが本当にブーム&バブルだったんだなと(なんでも売れるブーム時代だったんだな)と感じました。外国人は5人も雇用しているし、キャンプはオーストラリアだし、岡中はベンツに乗っていたようです。

正直、94年といったらまだまだ自分も子供だったのでガンバの記憶もあいまいだし、どんな時代だったかも分からないので黄色と赤色のチェックのセーターを着たやたら態度のでかい磯貝を見ても「あ~懐かしい。皆、こんな服来てたよね~」とはならず、単純にファッションセンスが異常な人としか思えないのは残念でした。当時をよく覚えているベテランサポの方にお聞きしたいのですが、当時と流行が違うとはいえ磯貝のファッションセンスは異常だと思うのですが、いかがでしょう?笑。

時代を感じたといえば、松波がサポーターではなく「ファン」という事を言葉を連発していたり、「お城みたいな家に住みたい」などアイドルみたいな発言をしていたのは今考えると非常に貴重なシーン。全体的にアイドルDVDみたいな作りで、プレーのシーンはほとんどなく、真面目でもコメディとしても中途半端なインタビュー(選手のコメントが抽象的なものばっかり!)中心だったのですが、この内容を見る限りこの時代にはサポーターというよりは女性ファンがJリーグを支えていたのかなって気がします。

ただ、ネガティブな事ばかりではなく上記の「黄金世代」の話の続きではないですが、良くも悪くも個性は今のガンバの比じゃない。まず、監督。西野もなかなか個性的ですが、なんてたってこの時代の監督は世界のカマモトですからね。あのサングラスはヤバいでしょう。あの圧倒的な存在感は監督というよりは組長。選手もやたら態度のでかい磯貝をはじめ、本並のチャラチャラした感じ、いかにも関西っぽい北村邦夫など個性派揃い。グッズは94年の選手グッズの方が今発売しても売れそう。

当時のガンバのサッカーを知るために買ったので内容は残念でしたが、ネタビデオとしてはそれなりに楽しめます。

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