ACL第5戦 VS 山東魯能~中国遠征記 サッカー編~

こんばんわ。Jリーグが中断期間という事で特に書く事もないので、書きかけのまま放置していた中国遠征記の続きでも。※中国遠征記(前編)はこちら

5月5日 夜@北京のホテル

中島みゆきを可愛くカバーしてる中国人アイドルのTV番組を眺めながらふと気づく。明日はお昼くらいから済南に移動しようかなと思っていたのだけど、よく考えると何時の新幹線に乗る(がある)とか、北京から何時間かかるとかちゃんと調べていなかった。知っている情報は「中国の電車の切符は相当買いにくい」「切符売り場の人混みヤバス」という事だけ。我今更超不安故泣気分。

スタジアムに行けない可能性を考えると急に不安になってきた。苦笑。HISのおねぇちゃんが言う通り日本で切符を買っておけば良かったと後悔。あっ!地球の歩き方にも同じ事が書いてる。旅行者を安心させるためのツールが旅行者の不安を煽るという皮肉。一体、切符を買うのにどれだけの障害が待っているんだ。パンダだけ見て日本に帰るなんて・・・。これまでの遅れを取り返すかのように地球の歩き方とプリントアウトしてきたJ’sGOALの済南情報を熟読する。きっとここまで本を読み込んだのは大学受験以来。この一夜漬けで分かった事は北京駅から済南への新幹線は1日に数本しか出ていない事。朝一(8:20)の電車に乗り遅れると次の電車では済南に着くのが5時半くらいになっちゃう事。もしかすると済南行きの電車は売りきれてしまっている可能性がある事。以上3つ。予定変更。全力で8:20のチケットを確保しにいく!言葉が通じなかったら泣きに訴えてやる!

5月6日(水)中国3日目 試合当日

5時半起床。6時にチェックアウト。北京駅からタクシーで北京南駅へ(地下鉄では行けない)。所要時間は約20分で50元程度。6時半、まるで空港のような外観の北京南駅到着。出発2時間前。きっと切符はある。

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北京南駅の切符売り場の様子

切符売り場に到着。早朝という事もあってか予想外に人混みもなく拍子抜け。ただ、気になっているのは繰り返し聞こえてくる「ジーナン(済南)」という単語を含んだアナウンス。もしや売り切れアナウンス?そんな不安を感じていた矢先、ダフ屋風のおっさんに声をかけられる。多分、行き先を尋ねる質問だったので昨夜ホテルで用意した「北京南→済南 8:20 一等座」と書いてある紙を見せる。するとおっさんが喜んだ顔で切符を手渡してきた。それはまさしく俺が紙に書いたものと全く同じ内容の切符!偽物という事も考えたけど、この時ばかりはこの誘いを断って普通に窓口で買う方がリスクなんじゃないか、窓口で売り切れを知らされている間に他の人に売られるくらいなら多少ボラれてもおっさんの済南行きのチケットを買った方が賢明なんじゃないかと瞬時に判断して、即答で満面の笑みで「YES!」と回答。笑。おつりは全額チップだぜくらいの勢いで。結論から言うとこの切符は本物でお金も定価でした。分からないのは切符が売り切れていたのかどうかって事だけ。まあ、そんな事はどうでもいいか。

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おっさんから買った済南行きの切符

無事新幹線に乗り込み、いざ済南へ出発。先ほど紙に書いたという1等座というのは日本でいうところのグリーン席みたいなもの。フワフワクッション席で前の席との感覚も広いし、済南までの3時間非常に快適に過ごせました。

ところでこの新幹線では出会いがあって、たまたま隣に座った人が日本人でしかもガンバサポという奇遇。新幹線ではガンバ談義に花を咲かせて、済南に着いてからは今回1人旅だった事もあってスタジアムまでの時間を一緒に過ごさせていただきました。済南についてからは趵突泉という有名らしい泉を観光した後、中国来て以来初めて現地の中国料理を食べました。チャーハン、ラーメンという中華定番コンビを頼んだのですが・・・まあ、可もなく不可もなくで。笑。ただ、ソフトドリンクの種類が非常に乏しくてお酒を飲めない私は喉が渇く中華料理をめちゃくちゃぬるい豆乳でしのぐというアウェイの洗礼を早速くらったのでした。

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済南駅の切符売り場。こっちが本来の中国切符売り場の姿なのでしょう。割り込みが多すぎて切符購入までに30分

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その有名という泉。水が沸き続けているのだとか

腹ごしらえした後は特に観光地がある土地でもないのでそのままスタジアムへ。スタジアムを見た時、山東魯能のオレンジユニを着た中国人を見た時はあがったね~。本当に中国まで来ちゃったよ~、無事スタジアムまで辿り着いたよって!笑。ここでようやく中国に来た実感が沸いたね。青色のゲーフラを持ってた事から日本人って分かるらしく、中国人からちょ~視線感じたのも本当に外国に来たと実感が沸いた要因の1つ。

スタジアムに着いた後は開門まで時間があったのでチケットを購入した後はスタジアム周りをガンバユニ着ながらブラブラ散歩。オレンジユニの団体とすれ違う時は多少身の危険を感じながら。笑。

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万博でいうところのオリーブがある場所に山東魯能グッズショップがあります

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スタジアムの周りには歌う人、音楽を演奏する人、踊る人、凧をあげる人、色んな人がいます

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スタジアムコンコース内から撮影。山東魯能サポが円陣を組んで気合を入れています

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スタジアム外観。何かのイベント(?)のロゴが電光掲示板に貼られています

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スタジアムのすぐ近くのサブグランド。芝は長いですが、それなりに整備されいます

一通りスタジアム周辺を歩き回り終えるといよいよ開門の時間。入場に際してはそれなりにちゃんとした所持品チェックがあります。ちなみに僕はゲーフラを布の部分と棒の部分を分けて持って行ってたのだけど、ゲーフラ入れの中身を見せろを言われた時に中に入っているのが棒だけだったから警備の人に「テメー、これ単なる棒じゃね~か!これで何をする気だ!」みたいな感じで問い詰められるという超小トラブルに会いました。笑。布の部分を見せて「これだよ!」ってゲーフラをあげるジェッシャー付で説明したら何とか理解してもらえたけど、その後も貴金属類をチェックする棒でやたら体を突付かれるという・・・どう見ても危険人物の風貌じゃないと自負しているのだが。笑。まあ、それもまたアウェイ。良しとしよう。

観客席に入ると後方部分には大量の警備の皆さん。人材が余りまくっているのか、それとも、この国でサッカーを見るのがそれほど危険なのか・・・。苦笑。しかし、あんなけ警備の人を雇ってるけど、一人あたりの給料はどれ位なんだろう。

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警備は張り詰める緊張感というよりはまったりモード。普通に皆さん観戦されていました

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ピッチの近くにも大量の警備の皆さん

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試合前には歴代ACL優勝チームの映像が流れていました

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スタジアムは国立競技場に似ているという声も

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ガンバ側ゴール裏の近くでアップをする選手達。サポーターからの呼びかけに結構応えてくれます

この日のゴール裏は約30人+スポンサーの皆さん。この人数ゆえに初対面の人とも試合前からコミュニケーションが取れて、なかなか楽しい雰囲気に。一人ずつ自己紹介しようかなんて声も。笑。

ちなみにスタジアムグルメなんてものは中国のスタジアムにはなく超ぬるいコーラが販売されている位なので食事は済ませてからご来場される事をお勧めします。しかも、なぜかコーラは2個セット販売です。笑。

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J'sGOALでも紹介されていた半裸のおっさんと愉快な仲間達

「変な団体が行進してる!!」の一報を受けてコンコースに出てみると上の写真の人々が何かを叫びながら行進しているじゃないですか。なんでコールリーダー(先頭の人)があんな服装になる必要があるのかは不明ですが、半裸のおっさんのコミカルな動きに合わして山東魯能コアサポーターの皆さんが声を出しています。コンコースに僕達が出てきて手を振る僕達に気付いてからは、こっちを見ながら中指を立てる人、ペットボトルを投げてくる人・・・うん、いかにも中国に来た感じがする!笑。これはクラブの戦いであると同時に日本VS中国の戦いでもあるんだなと実感。松木安太郎(toto太郎)が「ACLは国の威信をかけた戦いですからね~!」って言ってた意味が分かってきたぞ!笑。あと、街中では英語は全く通じないのにこんな時だけ「FUCK YOU JAPAN!」。しょ~もない言葉だけ知っているのは万国共通って事で。

山東魯能は中国の中でも結構暑いサポーターを抱えているクラブらしく、試合中も山東魯能がチャンスの時には人数以上の歓声がスタジアムに響いたのが印象的。しかも、どの席のサポーターも立つから腹から声が出るのかもね。ただ、ロスタイムくらいからお客さんが帰り始めたのを見るとまだまだ浅いなという印象も受けたけど。中国の人は熱しやすく冷めやすいのかもね。


ACL第5戦

山東魯能VSガンバ大阪
    0-1

得点者
 
                 59分:FW 23 レアンドロ


試合は一応振り返ると、審判の圧倒的にむこうよりの笛に苦しめられてヤットが前半で退場になるという苦しい展開だったけど、相手の構成をこの日は守備陣が耐えてレアンドロ神のゴールで1-0で勝利という展開。松代のファインセーブ、中澤の健闘が光る試合で、明神もこの試合くらいから本格的に復調し始めたきっかけになった試合だったような気もする。試合後は現地にいたサポーター30人ほとんどが観客席最前列にいって選手の健闘を称えて終了。普通ならこれで各自のホテルに戻ればいいのだけど、この試合に関してはガンバサポはツアーも個人客も全員同じバスで安全な場所に移動してから解散との事。警備の車に先導されて赤信号も無視してツアー組が泊まるホテルに一直線。警備がたくさんいるにも関わらず石(?)をバスに投げてくる奴も・・・。

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スタジアムの外にはたくさんのパトカーと警備員。思い出すのは去年の埼玉スタジアム

ホテル到着後は同じ方面のホテルに泊まっているメンバーとタクシーに相乗りしてホテルへ。余談ながら、タクシー内でこの遠征で知り合ったサポーターの方とメールアドレスを交換したのだが連絡が来ない・・・間違ったアドレスを教えてしまったのかも。苦笑。

ホテル到着後はドアマンのお兄ちゃんに指を使ったジェスチャーで「1-0で勝ったね!」なんて祝福してもらいながら気持ちよく部屋へ。北京のホテルは全然ダメだと書きましたが、このホテルの店員は皆プロで非常に気持ちのいい接客でした。ちなみにこのホテルは4つ星で北京は3つ星のホテルでした。中国でホテルに泊まる際は4つ星以上をお勧めします!私が泊まったホテルは『貴都大酒店』でした。

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デジタルテレビ付でMTVやブルームバークなんかも受信しています

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済南の町並み 

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試合翌日の現地の新聞(チョ・ジェジンばっかり写っています)

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ACLのチケット。雑なチケットのもぎり方が中国っぽいです

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帰国直前に撮影した北京空港。再見!中国!

試合翌日はまっすぐ空港へ。成田での豚インフルの検査も無事通過し帰国。なかなかいい経験させて頂きました。次はオーストラリアか韓国に遠征したいね。中東は中東で面白そうだけど、ツアー以外で行く勇気はないわ。苦笑。

P.S.ちなみに帰国後最初の晩飯は餃子の王将でした。

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