ガンバ大阪 6月まとめ

1勝2分1敗が6月の成績。復調傾向にある訳でもなく、特別悪い状態という訳でもなく・・・順位同様の中途半端感。湘南戦名古屋戦は共に3-3。1ヵ月の間に2度も馬鹿試合をやってしまうのはデジャブも感じつつも、長谷川ガンバのサッカーとは一体何なのかと疑問も。この2試合の間に開催された浦和戦の完封はまぐれだったのだろうか。開幕から良い流れを継続できない時間が続く。苦手なアウェイ鳥栖戦は今年も敗戦。現状、2ndステージでの大逆転は想像がつかない。

■対湘南戦



■対浦和戦



■対鳥栖戦



■対名古屋戦



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【Jリーグ第17節】ガンバ大阪-名古屋グランパス@吹田

【ガンバ大阪 3-3 名古屋グランパス】

ドイツでの未来ではなく、ガンバ愛を語るのは宇佐美らしいスピーチだった。こういうスピーチで素直に涙を流せるところがかわいい。ガンバにとって宇佐美が特別である最大の理由は「アカデミー出身だから」や「すごい選手だから」ではなく、「相思相愛」だからじゃないだろうか。人間関係は鏡だと思っているのだが、そういう意味では宇佐美みたいに素直に相手に愛を表現できるパーソナリティは海外生活では日本以上に受け入れられるはず。ドイツでも現地のサポーターに沢山愛されて欲しい。宇佐美のドイツでのキャリアに幸あれ。

そんな宇佐美を勝利で送り出してあげたかったのだが、まさかの馬鹿試合。観戦に来ていた西野元監督好みの試合をしてしまった。湘南戦同様の3-3というスコアもさることながら、立ち上がりや得点直後など集中が必要な時間帯での失点が続いているのも気になる。この不安定さは長谷川ガンバ的には致命傷だと思うのだが、試合後の監督インタビューで「ガンバらしいサッカーになってしまった」と自虐・・・笑えない。

来週から宇佐美不在で戦う訳だが、案外チームは好転する可能性があるとも思っている。もちろん攻撃力は落ちるだろうが、阿部、倉田、大森といった守備が計算できる選手達の出場時間が増える事でチームとしての戦い方がはっきりするはず。3点取れる試合は減るが、失点も減る。つまらないけど、勝つ。本来はACLで勝つために、攻め勝つ事も出来るチームへ進化する一年だったはずだが仕方ない。原点回帰からやり直し。宇佐美移籍をその第一歩にしよう。

P.S.宇佐美のパパはいつもメディアに抜かれる時はアディダスを着ている。息子を支える愛と高いプロ意識を感じる。

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【俺のアウェイ飯】「鳳凛」(アビスパ福岡/レベルファイブスタジアム)

先日、「ドラマとしてJリーグを観る」という記事を書いた。要は背景を理解すればコンテンツをより楽しめますよという趣旨だ。これは「アウェイ飯」も同じかもしれない。

福岡といえば「ラーメン」で、一番最初に知ったお店は「一蘭」だった。東京にも店舗があり、知名度は全国区。そんな一蘭は実は一度店主の体調不良で廃業実績があるとの事。しかし、常連により継続が望まれて、違う人が店主となり再営業を果たしたものの元々の一蘭の精神が薄れ、派手な関連商品を展開するなど経営方針に疑問を感じる人も生まれ・・・。

そんな中で時間は過ぎ、元々の店主の体調も復活し、本当の意味で再開されたラーメン屋が今回行ったお店の「鳳凛」。つまり、「鳳凛」が実は本当の「一蘭」という理解もあるかと。そんな事を考えながら食べると味わいが深まる。

■店名:鳳凛
■HP:http://www.ramen-hourin.jp/


外観。地下鉄天神駅から徒歩10分程度の場所にあります


広めの店内。お水はセルフサービス


特製ラーメン。麺の量が普通のラーメンの1.5倍


味玉ラーメン。唐辛子ペーストが一蘭の味に似ている


メニュー。福岡のラーメンは全体的に安い


おまけ

ごちそうさまでした。

関連記事:【俺のアウェイ飯】「元祖博多めんたい重」(アビスパ福岡/レベルファイブスタジアム)

【Jリーグ第16節】サガン鳥栖-ガンバ大阪@ベアスタ

【サガン鳥栖 2-1 ガンバ大阪】

原則、「1記事1テーマ」をモットーに試合レビュー記事を書いているのだけど、課題が多過ぎて何を書けばいいのか迷う。今節も「勝って→負けて」の流れを変える事は出来ず。前節が「らしい勝ち方」だったので、中2日でも同じメンバーにした意図は理解できる。ただ、先制して勝ちパターンになったはずなのに、豊田対策でもあっただろうジョンヤの競り負けをきっかけとした失点や、リードされてからも「らしい」無策ぶり、疲労感を隠しきれない試合展開・・・この敗戦には虚しさしか感じない。

奇しくも同節他会場では「ミシャ監督の三枚替え→敗戦」や「川崎の勝負弱さ」など≪繰り返す悲劇≫が話題になっていたけど、サポーター的にはこの手の負け方は次を見据える事ができなくて辛い。成長がないというか、改善がないというか。加えて、昨シーズンまでは敗戦時の健太監督インタビューでは苛立ちや怒りを隠しきれない様子だったのに今節では一種の諦めすら感じる雰囲気で白けた。

昨シーズンから+αを出すどころか、原点回帰すらままならない今のチームの未来は暗い。同一指揮官が率いるチームには賞味期限がある事を痛感する。例外もあるが、健太監督はそれに該当しない。賞味期限を延ばす策を持っていない。節を重ねる毎に戦うモチベーションを探す事が難しくなる後半戦は一体どうなるんだろうか。少しずつ死を待つような心境。「宇佐美移籍」が劇薬になればいいけど。

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【俺のアウェイ飯】「博多 おおやま」(アビスパ福岡/レベルファイブスタジアム)

鳥栖戦(アウェイ)が近づいてきたのでオススメ福岡グルメを紹介(佐賀グルメでなくて申し訳ない)。

福岡の夜はここ数年「もつ鍋」と決まっている。毎年福岡(鳥栖)遠征は参戦できているので、有名な持つ鍋屋は結構行ったと思っていたが、超定番を忘れていた。レベスタにも同店の看板が出ているのでJリーグサポーターの知名度は高そう。地元有名店が地元クラブをスポンサードし、サポーターがその有名な店を試合前後で訪れる……最高の関係じゃないか。

店舗名:博多 おおやま
HP:http://www.motu-ooyama.com/


外観からあきらかに名店


まずは熊本支援の意味も込めて馬刺しを注文


毎年、これを食べなければ福岡アウェイ飯は語れない


サイドメニューも美味。飲み放題も

ごちそうさまでした。

関連記事:【俺のアウェイ飯】「元祖博多めんたい重」(アビスパ福岡/レベルファイブスタジアム)



【Jリーグ第10節】ガンバ大阪-浦和レッズ@吹田

「再評価」をされる機会って実はあまりない。経験的に再評価のタイミングは「死ぬ」とか「引退する」など評価の対象者が「いなくなる」時が多いと思う。当事者からすれば「何を今更」というタイミング。そういう意味で現役時代に選手が再評価を受けられる「オーバーエイジ」という制度は素晴らしい。

と言うのも、今節のレッズ戦において解説の水沼さんや岡田さんが五輪代表にオーバーエイジ枠で選出された藤春をベタ誉めしていたのだ。藤春のパフォーマンスが特別良かった訳ではないと思うのだが、普段はあまり言及されない「何度も繰り返せるアップダウンの動き」が試合中何度も《再評価》された他、「左利き」「スピードがある」といった基本スペックに対してすら「本格派な左サイドバックが現れた」なんて言葉で持ち上げられていて新鮮だった。

一方、ガンバサポは藤春に厳しい。「バックパスが多い」「守備のポジショニングが不安」…etc.間違いなく愛ゆえの指摘だし、常に課題を意識するメンタリティは成長の源であるとも思うのだが、そればかりでは選手も辛い。たまには見慣れてしまった部分にも目を向け、改めて再評価する事も選手の成長につながるのかもしれない。

■守備重視での勝利に何を想う?

連戦である事も考慮してスタメンを入れ替え。サイドバックに丹羽を置いてのジョンヤ、井手口、阿部と守備が計算できる選手達を起用。高さのあるパトを外してアデミウソンの1トップ起用はレッズがセットプレーからの得点が少ないというスカウティングも考慮しての事か。

展開的にも長谷川ガンバらしい勝ち方。先制点を取って、後半は引き気味に戦って完封勝利。交代カードもアデ→パト、宇佐美→倉田という手堅さ。前節2度追いつかれたという経験もあって最後まで守備意識が高く、攻められている割には安心して観られた試合。久々に阿部やジョンヤを起用して勝てたという点もチームマネジメント的にポイント高し。こういう勝ち方を観ると、宇佐美が夏に抜けた後の攻撃力を心配する一方で、長谷川ガンバらしい手堅さは増して勝ち点は伸びるかもしれないとも思う。

つまらない試合ばかりだけど、勝つ。後半戦のガンバはこれで。

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【Jリーグ第15節】ガンバ大阪-湘南ベルマーレ@吹田

【ガンバ大阪 3-3 湘南ベルマーレ】

迷路を歩いているようなループ感。シーズンも半分が終わるタイミングでベターなバランスを見つけられていないチームとか残念過ぎる。3-3の打ち合いは長谷川ガンバにおいては「ガンバらしいスコア」とは言えず、チームの完成度の低さをよく表してるスコアだと思う。

昨年までなら考えられない「宇佐美+ヤット+アデミウソン」という攻撃的な2列目の効果が出ているのであればまだしも、アデミウソンの守備やビルドアップを気にして試合中にポジションを変更する中途半端感。2回も勝ち越して勝ち切れない長谷川ガンバとかチーム崩壊に近いと思うのだが。

主たる攻撃の形であるパトリックや藤春の裏抜けダッシュは別にこのメンバー構成じゃなくてもできるし、フィニッシュを期待していたアデミウソンはワンタッチでボールをはたくお膳立てプレーに終始し、FWとして才能が開花したはずの宇佐美は守備への貢献度と逆比例してフィニッシュの恐さが薄れていった。指揮官に攻撃面を強化する能力がない中で選択する戦い方は中途半端……バーベキューでもしながらクラブ関係者で意思統一したら?

また、後半戦へ向けて、宇佐美の海外移籍は仕方ないとしても、噂される阿部(謎のベンチ外が続く)までもが放出されれば原点回帰すら難しくなるし、チームの年齢バランスの面から考えて数年間は引きずるダメージ。

改善への道筋が見えない。先が見えない中で戦うのは難しい。




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「ヤフオクドームツアー」に参加した話

4月下旬からG.W.にかけて国内外のスタジアムツアーに合計4つ参加した(※下記関連記事参照)。ACL遠征で訪れたメルボルンのスタジアムツアーは「歴史」と「コミュニティ」を意識したガイドが勉強になったが、今回紹介する「ヤフオクドームツアー」は≪ミーハー≫な印象が強い。記念撮影スポットが多く、ヘルメットやユニホームのレンタルもある徹底ぶり。SNS(何でもシェア)時代において、重要なアプローチだなと感心した。また、試合前の練習をしている選手を間近に見れた点もポイント高い。

そして、ドームツアーとセットで見学した「王貞治ベースボールミュージアム」がすごかった。展示物の多さだけでも王さんの偉大さを再確認できる。また、現役時代の映像が意外にも結構残っていて、当時の空気感を知れるのもありがたい。「背景」や「歴史」を知る事はそのコンテンツを楽しむ上で重要である事は間違いないので、Jリーグにもこういう大規模ミュージアムがスタジアム建設と並行して建つ事を期待。

Jリーグサポーターの皆様、福岡や鳥栖へのアウェイ遠征の際に訪ねてみてはいかがでしょうか?オススメです。

■ヤフオクドームツアー
http://www.softbankhawks.co.jp/stadium/backstage.php


見学時は試合前の練習中でした


ガイドの方


間近で見学出来ます


スタジアムツアー定番の「記者会見ルーム」


ブルペン


試合前に軽食を食べる部屋との事


ロッカールームはホームチームとビジターでこんなに差が


実際に試合が観たくなりました


スタジアムツアー後は王貞治ミュージアムへ


展示物の数が凄いです


現役時代(巨人グッズ)中心


昔の映像を見る機械。データでアーカイブ化されてます


大きなスクリーンがある部屋


ミュージアムからも観戦可能


我らが太陽の塔とのツーショット


この大掛かりな仕掛けが何か気になる…


お邪魔した4月下旬には柳田選手展開催中


触れる展示物も


「ゲームコーナー」もミュージアムの定番


面白かったのは実際にプロ投手が投げる球の速度体験ー


最後はペッパーがお見送り

関連記事①:【ACL遠征記】メルボルン・クリケットグラウンドのスタジアムツアーに参加した話
関連記事②:【ACL遠征記】「ETIHAD STADIUM(エティハド・スタジアム)」ツアーに参加した話
関連記事③:【ACL遠征記】「ROD LAVER ARENA(ロッドレーバーアリーナ) ツアー」に参加した話



【書評/読書感想】「スポーツに恋して」(篠原美也子)

感傷的にスポーツを観るという行為は楽しい。プレーひとつひとつに必要以上に意味を持たせたり、自分の想いを重ねたり・・・。得てして観客はスポーツに過剰な夢や想いを託し過ぎている嫌いはあると思うので、サポーターブログ等を選手が読めば失笑だとは思う。しかし、もうそれは習慣と化している。やめられない。

そんな感傷的にスポーツを観る醍醐味を上手く表現してくれたスポーツコラム集が今回紹介する「スポーツに恋して」。書き手は篠原美也子さん。本業は音楽家(シンガーソングライター)という事で、言葉の選択が面白い。スタジアムの移転(取壊し)前のスポーツ観戦を「死に目に会えた」と表現する感じ。実にセンチメンタルで好き。また、スポーツそのものに対するレビューというよりも、スポーツを入口に多様な自分の感情を書くスタイルでもある。村上龍さんや、奥田英朗さんなど言葉を仕事にする人達のスポーツコラムは専門家よりも視野や感情が豊か。

オリジナリティという面では「母として」サッカー少年である息子について書いてある点。この本の一番の読み所でもある。我が子が対象ゆえに感傷的なスポーツ観戦が爆発。当然、愛に溢れているのだが、選手達を観る(応援する)我々サポーターも共感できる部分は多かった。特にどのスポーツも共通してもっている「儚さ」に関する言及が秀逸で、その儚さに対する想いや優しさを息子を見る母の目線で感じられる。

スポーツに恋して

関連記事:【2015年度】Jリーグサポーターがシーズンオフに読むべきサッカー本10選



ガンバ大阪 5月まとめ

ゴールデンウィークのメルボルン遠征からスタートした5月。所謂「消化試合」だけど、中国・韓国とは違う異国サッカー観に触れられたのは良かった。試合前に「SATND BY ME」を歌うクラブは東アジアにはない(多分)。また、スポーツの町らしい観光である「スタジアムツアー」も楽しかった。

メルボルン遠征の翌週にはJ3沖縄遠征。サッカーを通じて国内外色んな場所に連れて行ってくれるガンバには感謝してる。昨年までは第三者的に見聞きするだけだった「コミュサカ」の世界を経験できて嬉しい。ACLからコミュサカまで。こんなシーズンを送れるサポーターは日本に何人いるだろう。日々是感謝なり。

ブログ的に反響があったのは広島戦における岩下と清水の小競り合いをネタに「Jリーグサポーターのセンシティブさ」について書いた記事。ブログ更新をお知らせする1ツイートから約1000アクセスあった。過去実績的にも岩下ネタは拡散されやすい事は明らか。皆、岩下が好きだなぁ。

以下、恒例のツイッター試合まとめのまとめ。

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■対メルボルン戦@AMMI



■対新潟戦@ビッグスワン



■対磐田戦@吹田



■対琉球戦@沖縄



■対広島戦@ビッグアーチ



■対FC東京@味スタ



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