2014年サポーター活動振り返り

毎月のように仲間と地方に行って、サッカー観て、観光して、美味しいもの食べて、ブログ書いて・・・いつかこんな日々も終わりが来ると覚悟をきめてから早数年。今年もなんとか続けさせて頂きました。しかも、今年は国内だけに留まらず2度の海外サッカー遠征も経験。勿論、こういう生活をしている事で失っているもの多々ある。しかし、サッカーから得ているものを考えれば完全に黒字決済。今年もサッカー三昧の一年を過ごせた事に感謝。

そんなこんなで今回は年末っぽく1年間のサポーター活動を「海外遠征」、「ガンバ大阪3冠達成」、「自己分析」の3つのテーマで振り返り。先に断っておきますが、自分以外誰が楽しんだという内容になっております。帰省途中の新幹線、バス、車、飛行機の中で暇で暇でどうしようもない人のみ読む事を推奨致します。

ガンバサポ すいたん

■海外遠征

今年は「インドネシア」と「ブラジル」の二ヶ国に海外サッカー観戦遠征。

インドネシアはスタジアムが「カオスになる」事で有名。規制だらけのJリーグの中で普段生きている身としてサッカーの多様性を体験したいと思い、シーズンオフの2月を利用してさくっと3泊4日の旅へ。結果的には来年に延期になったものの、ガンバが親善試合をするという情報もあったので下見の意味合いも。

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【インドネシアサッカー観戦記】カオスがもたらす熱狂のスタジアム
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中指立てサポーター
中指当たり前の世界!

そして、ブラジルは言わずもがな「ワールドカップ」。日本代表戦を含む3試合を観戦。チケットや飛行機、宿の手配など事前準備を含めると結構な時間とお金を費やした今年のハイライト。結果は残念だったけど、ブラジルの地で「ヤットー!!」「今ちゃーん!!」と普段から応援している選手の名前を叫べたのは幸せな経験だった。シュラスコも美味しかった。

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インタビュー ~ブラジルワールドカップの思い出~

マラカナン1
マラカナンのピッチを見た時はなんの思い出もないのに感動した。それが聖地

■ガンバ大阪三冠達成

間違いなくガンバ大阪史上最高の偉業だとは思うものの、2005年のリーグ初優勝や2008年のACL、CWCと比べると比較的落ち着いて過ごせたシーズン。嬉しくないという事ではなく、経験があるというのはそういう事。大人になったという事・・・大人になるって複雑。ただ、過去の経験があったからこその三冠だとも思うので、こういう積み重ねこそがクラブの更なる発展には必要不可欠である事も分かっている。しかし、スタジアム募金期間中の三冠は奇跡だわ。ガンバの未来は明るい。

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ガンバ大阪 2014シーズン総括 -健太監督、チームマネジメントの勝利

ヤットさん優勝おめでとう
三冠全ての瞬間に立ち会えた事はサポーターとして最高に幸せ

■自己分析

サッカーに関してブログでのアウトプットを初めて8年。今年は過去ほとんど書いていなかった「サポーターとしての自分」を自己分析する記事を数本書いた。20代の頃の自分が見たら「イタい奴だな」と思うに違いない。ただ、違うのだ。30歳を越えて、結婚もしないで毎週毎週サッカーを観に全国を飛びまわっている自分に対して周りの目が厳しくなりつつあるのだ。自分はこのままでいいのだろうか。自己分析と前述したが、正確には自問自答。禅みたいなものである。

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「熱狂」の理由 ~Jリーグサポーターの自己分析~
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ととすけ刺身
今シーズンのベストアウェイグルメは清水遠征時に食べた「刺身定食」(ととすけ)

以上で2014年の振り返り終わり。今年もお付き合い頂きまして誠にありがとうございました。2014年シーズンが盛り沢山だったので今は少し燃え尽き気味ではありますが、一応来シーズンもブログは続ける予定です。引き続き宜しくお願い致します。

では皆様、良いお年を。

P.S.ちなみに2014年で一番読まれた記事は「違法視聴がJリーグを潰す -無料でJリーグを観ている貴方へ-」でした。来年はポジティブな記事が読まれますように。



ガンバ大阪 2014シーズン総括 -健太監督、チームマネジメントの勝利-

三冠達成から2週間。全国にガンバサポーターが1,000万人、もしくはガンバサポーターの平均所得が1,000万円と各業界から計算されているのではないかと思うほどの記念雑誌や記念グッズのリリースラッシュ。三冠を獲ると年末にこんなにもシーズンを振り返らなければいけないのかと驚きの日々を過ごしております。

という事で、あらゆるメディアで振り返りまくったシーズンを消化する上でも自分なりにもシーズン総括をアウトプット。結局、何が優勝の要因だったのか。個人的には最大の要因は「長谷川監督のマネジメント能力」に最終的には尽きるんじゃないかと見てる。メディアで語られるあらゆる勝因の背景にはすべてこれがある気がする。

長谷川健太監督少年時代(ちびまる子ちゃんランドにて)

■健太監督のチームマネジメント

「ヤットさんにもずばずば言う監督は初めてだった」なんて言葉も聞かれたけど、そういう「厳しさ」がある一方で、今ちゃんのメンタル的な問題に起因する不調を我慢する「優しさ(我慢強さ)」も持ち合わせている。シーズンを振り返ると一年間を通じて好調を維持していた選手は数人で、今シーズンはまさに総力戦。途中出場選手が活躍した事にも代表されるように「モチベーター」としての能力が発揮されたのではないかと推測している。

スポニチの手記に健太監督が書いていたけど「選手を信頼している事を態度や声で伝える」というのは本当に大切。「自分は見られている」と思わせる事がどれだけ力を生むか。いちサラリーマンの自分の立場に置き換えて考えても十分分かる。こういう信頼関係があったからこそ細かい守備戦術が浸透したのだろうし、健太ガンバも代名詞になりつつあるハードワークが徹底できたのだと思う。

誰のために戦うのか。当然自分のためだし、家族のためだし、サポーターのためだけど、監督のためにというモチベーションが生む力は苦しい時に力を発揮する。
ヤットさん優勝おめでとう

P.S.1年間続けてきた「試合まとめシリーズ」の12月編をおまけで。

■Jリーグ最終節:対徳島ヴォルティス
「違うプレッシャー」
http://7additionaltime.jp/blog-entry-639.html




■天皇杯決勝:対モンテディオ山形
「三冠達成」
http://7additionaltime.jp/blog-entry-640.html



※関連記事:【書評/読書感想】「一流のリーダーたちから学ぶ勝利の哲学 今すぐ実践したい指導の流儀」(長谷川健太)



インタビュー ~ブラジルワールドカップの思い出~

今年6月、ワールドカップを観戦しにブラジルに行った際、試合開始前のスタジアムで某TV局から「ちょっとインタビューいいですか?」と声をかけられた。話を聞くとニュース番組で放送する映像を撮りたいのだが、協力してくれる人がいなくて困っているという。

協力してあげたい気持ちはあるものの、残念ながら私は滑舌が極端に悪い。故に「すいません。遠慮したいのですが・・・」と断ろうした瞬間、隣にいた後輩が「あっ、いいっすよ。ねっ、先輩」とまさかの台詞。感謝の言葉を告げるTV局スタッフ。インタビューは実行された。

すぐに終わると聞いていたインタビューは数分間続けられ、質問は多岐に渡った。ただ、カメラに向かって話すのは意外に気持ちが良い。特に「期待する選手は?」という質問に対してヤットへの期待を話した際は、自分の感情が高まっていくのを感じた。カメラの横に立っていたTV局スタッフの笑顔で頷く姿に手応えを感じつつ、インタビューは終了した。

ワールドカップ 日本-ギリシャ 集合写真1

試合後、ホテルに戻り携帯電話を確認すると大量のメールが届いている。中身を確認すると「ブラジルに行っているの?」「TVに映っててびっくりした!」等々、インタビュー映像を使ったニュース番組を観た友人達からだった。無事放送された事を知り、私の滑舌は問題なかったのだと安心した。

しかし、帰国後、実際に放送されたニュース映像を観てその考えは間違っていた事を知る。あれだけ多くの質問に回答したのにも関わらず、インタビューの大半はカットされ、放送されたのはわずか10秒程度だったのだ。しかも、私の言葉には字幕が付けられているではないか。そして、遠藤保仁選手の魅力を話した部分は1秒も放送されていなかった。

ヤットは何も悪くない。悪いのは私の滑舌である。今考えれば、TV局スタッフの笑顔は苦笑いだったのかもしれない。日本代表の敗戦に加えてダブルショックなブラジルの旅だった。

ワールドカップチケット

関連記事①:ブラジルW杯遠征まとめ【前編】
関連記事②:ブラジルW杯遠征まとめ【後編】



【天皇杯決勝】ガンバ大阪-モンテディオ山形@日産

【ガンバ大阪 3-1 モンテディオ山形】

ゼロックススーパーカップはガンバ大阪の紅白戦でお願いします。

という事で見事で三冠達成。完全勝者の絶対王者。タイトルも1年で3つ目ともなると友人からの「おめでとうメール」も激減。なんで一年間に三回もアイツにおめでとうと言わなければならないんだ状態。もうガンバサポ同士で言いあうしかないのです。皆さん、おめでとうございます。ありがとうございます。

しかし、長いガンバサポーター人生の中で今年ほどグッズを買った一年はない。「ナビスコ優勝記念タオルマフラー」、「リーグ優勝記念タオルマフラー」、「天皇杯優勝記念タオルマフラー」、「三冠達成記念タオルマフラー」・・・・数回しか観ないであろう「三冠達成記念写真集」まで買ってしまった。さらに三冠達成記念DVDの発売も控えていて、来年はACL&リーグ戦用のユニを2着買って、ACLアウェイが加わるから遠征費も増えて・・・もうシーズンオフは冬眠決定なのであります。皆さん、おやすみなさい。

ヤットさん優勝おめでとう
キャプテン、1年間お疲れ様でした。

■明神の交代の意味

一応、試合を振り返ると先制点が早い時間に入った事で実力差通りの内容になった。今日の山岸は神ではなかったし、3点目がもっと早い時間に入れば歴史的大勝もあったと思う。リンスが「2014年総仕上げ」のゴールを決められなかった事が心残りではあるものの、エースのゴールで締めくくるのも悪くない。

気になったのは明神の投入。あれば明らかに戦術的な意図ではない選手交代だったし、退団か・・・引退か・・・。仮にこの推測が正しかったとすれば明神に相応しいラストシーズンになったのは良かった。06年以降の貢献度はヤットにも劣らない。もしも、明神ありがとうグッズが販売されるなら迷わず買う。

そんなこんなでシーズン終了。ガンバサポーターの皆様、今年も一年ありがとうございました。「この悔しさを来年の糧に・・・」が0%のシーズンであったがゆえに少し燃え尽き症候群になりそうだったりしているけど、しばらく充電すれば大丈夫だと思います。贅沢な悩み。強すぎるというもの問題だわ。

関連記事①:【天皇杯準決勝】ガンバ大阪-清水エスパルス@味スタ
関連記事②:【ロス7写真館♯3】山形遠征(モンテディオ山形)

【書評/読書感想】「敗れざる者たち」(沢木耕太郎)

名著だとはずっと聞いていた。映画もドラマもバッドエンドモノが好きな私にぴったりのなテーマだとも思っていた。当然、登場人物は「敗れざる者たち」。カシアス内藤、難波昭二郎、円谷幸吉、競走馬イシノヒカル、榎本喜八、輪島功一の5人+1馬。その取材対象である登場人物に感情移入して文章を綴る沢木さんの熱量がひしひしと伝わってくるので本の世界にのめり込める。沢木さんを主人公とした小説としても読める。しかし、どの章も結末は「敗」。中には自殺した人も登場し、読書後の疲労感がすごい。そんなスポーツノンフィクション。

敗れざるものたち(沢木耕太郎)

■愛とはそれはお互いに見つめ合うことではなく、いっしょに同じ方向を見つめることである  サン・テグジュペリ

本を読んでいる途中、この有名な格言を思い出した。面白い文章は作者の熱量に比例する。この本の熱量が凄いのは沢木さんが第三者としてスポーツ(選手)を書いているからではなく、目標にむかう仲間として同じ方向を向いているから。サン・テグジュペリ曰く、それが愛。

これは愛の本。

関連記事:【全文掲載】社内報に自分のサッカー観戦ライフを書いた話





【Jリーグ最終節】徳島ヴォルティス-ガンバ大阪@鳴門

【徳島ヴォルティス 0-0 ガンバ大阪】

徳島より帰宅。リーグ優勝の影響力はすごく、通常空港でゲーフラを預けると「こちらは何でしょうか?」怪訝な顔をされるのだが、復路の徳島阿波踊り空港では「ガンバ大阪、優勝おめでとうございます」と笑顔で預かってくれた。これからもJリーグサポーターに優しい空港でいてください。

しかしながら、こんな優勝の形があるなんて全く想像していなかった。勝てば優勝。それ以外は敗戦という気持ちで試合に入っていたから選手達が攻撃を放棄し始めた時は何が起きたか理解するのに時間がかかった。

慢心はなかったはず。ただ、優勝のプレッシャーからは逃れなかれなかったという事なんだと思う。連動性が乏しく、細かなミスからピンチを生む悪循環の展開。1点入れば展開は全く違ったんだろうけど、後半の早い時間帯からパワープレーを始めた時にはもう平常心ではプレーできないんだなと諦めた。悲しいかなこの展開は想定していた。まあ、あらゆるパターンの中で最悪の想定ではあるが。今ちゃんはこの展開にFC東京が降格した試合が甦ってきたんじゃないだろうか。

多分、あのパワープレーを最後まで続けていても1点取れていた可能性は低かった。ラストプレーのCKで東口がヘディングでゴール?それは漫画の世界の話。今節の結果はドラマ性には乏しいけども、実にリアリティのある、ある意味Jリーグの最終節らしい優勝の決まり方。喜び爆発という優勝の仕方ではないけども、優勝の価値は何も変わらない。2014年シーズン、Jリーグ最強クラブはガンバ大阪。間違いない。

いのたに徳島ラーメン2
試合前に食べた徳島ラーメン。生卵を入れるのが特徴

いのたに 徳島ラーメン
徳島ラーメンの名店「いのたに」。ポカリスエットスタジアムの近くにあります

■この試合の経験は天皇杯決勝でいきる

今節前は「慢心」をテーマに天皇杯清水戦や仙台戦の経験がいきるという主旨のことを書いていたのだけど、敵は「慢心」ではなく「プレッシャー」だった。同じメンタルの問題でも種類が違う。プレッシャーに対する準備は万全ではなかった。ただ、来週に控える天皇杯決勝は「慢心」「プレッシャー」どちらに対しても準備万全。どちらも直前予習済。相手があるスポーツではあるものの、優勝できると確信している。

刻々と過ぎていく時間に恐怖を感じながらの応援は状況こそ違えど2年前のヤマハスタジアムでの最終節を思い出した。ただ、最終的に得た結果は真逆。

「雲外蒼天」

J2降格シーズンから掲げはじめた僕のゲーフラに記載されてる四文字熟語。このゲーフラの役目が終わろうとしている。

麺王 徳島ラーメン2
試合翌日に食べた「麺王」の徳島ラーメン

麺王 徳島ラーメン
試合日にはAKBライブも開催されていた事もあり、店内はゲーフラとサイリウムを持ったお客さんで溢れていました

あたりや 徳島
デザートは大判焼きの名店「あたりや」

あたりや 大判焼き
この躍動感。1個70円


※関連記事①:【J2第38節】徳島ヴォルティス-ガンバ大阪@鳴門大塚
※関連記事②:【ロス7写真館♯13】徳島遠征(徳島ヴォルティス)後編



ガンバ大阪 11月まとめ

勝負の12月を前に激動の11月の振り返り。ナビスコカップ制覇あり、レッズとの天王山の勝利あり、充実の1ヵ月。優勝争いの11月はサポーターにとって最高のシーズン。来年からこの感情を味わえないのかと思うと・・・悲しい。

■Jリーグ第31節:対ベガルタ仙台
「ラッキーボーイの誕生」
http://7additionaltime.jp/blog-entry-632.html





■ナビスコカップ決勝:対サンフレッチェ広島
「次世代への引き継ぎ」
http://7additionaltime.jp/blog-entry-634.html





■Jリーグ第32節:対浦和レッズ
「ベストゲーム再び」
http://7additionaltime.jp/blog-entry-635.html






■天皇杯準決勝:対清水エスパルス
「気持ちのスイッチ」
http://7additionaltime.jp/blog-entry-636.html





■Jリーグ第33節:対ヴィッセル神戸
「優勝するために必要なもの」
http://7additionaltime.jp/blog-entry-637.html





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※関連記事:ガンバ大阪10月まとめ