【Jリーグ第10節】ガンバ大阪-柏レイソル@万博

【ガンバ大阪 1-2 柏レイソル】

只今、深夜2時。万博より東京の自宅に帰宅。雨の中の観戦はいつも疲労感がすごい。復路の新幹線では隣に同世代であろうガバ女が座るというチャンスが訪れたにも関わらず寝落ちしてしまうくらい疲れているのであります。車内で食べようと思って買ったハッピーターンは明日のおやつにします。

■残留争いの覚悟を決めた

チーム状態が悪い時こそサポーター間での活発な意見交換は大切。その意見が正しかろうが、間違っていようが、半年後、結果が出た際にアウトプットしているからこそ得る事ができる知見はあるはずだから。サポーターの知見はクラブの財産であり、その蓄積こそがクラブの発展につながるはず。

だからこそ、「サポーターなら黙って応援だけしろ」、「批判、批評をする奴はスタジアムに来るな」的な意見には異を唱える。サポーターは排他的であってはならない。多様性を受け入れてこそ発展がある。

ただ、今日の試合を観て何を書けばいいのかは分からず・・・。相撲なら無気力試合で八百長を疑われるレベル。1-2になってからの無策さには失望を覚えた。相変わらず少ない人数の関係性でしかボールは動かず、最後の希望である宇佐美にボールを運ぶ事すらままならない。

勝敗もさる事ながら内容的に一気に後退した感があるのが残念。「勝てない→メンバー変更→連携深まらない→勝てない」という負のサイクルに加え、負け続ける事でのメンタリティの落ち込み。そして、怪我人。次は戦い方への疑心暗鬼?仲間へのフラストレーション?ドロ沼化目前という雰囲気すら感じる。そして、今のチームにはこういう時に立ち戻る場所もない。危うすぎる土台。J2での1年間とは何だったのか。

P.S.今日の美味G横丁は「大分唐揚げ」。

美味G横丁大分から揚げ

【Jリーグ第9節】川崎フロンターレ-ガンバ大阪@等々力

【川崎フロンターレ 2-1 ガンバ大阪】

まずはキックオフ直前の「スーパーフォーミュラ車エンジン音ヒアリングタイム」について。スタジアムDJによる「さあ皆さん!エンジン音を堪能してください」的な煽りとは裏腹にスタジアム中を支配するシュールな空気。そして、直後の亀による始球式・・・さすが川崎。独特の世界観。いちサポーターとしてはキックオフ直前の空気感を壊すイベントは嫌いだけど、第三者的な目線ではああいうアプローチはとても大切だと思います。スタジアムへのきっかけ(入口)は多様は方がいいに決まってるので。しかも、ロスタイムに決勝点・・・劇的ですなぁ。帰りに次節のチケット買った人もいっぱいいた事でしょう・・・。

等々力 スーパーフォーミュラ

■宇佐美の復帰に相応しい展開だったが・・・

今日のハイライトは宇佐美の復帰以外に考えられない。出場時間は限られていたとはいえ、ボールをもった時の期待感は異常。「連戦で疲れている相手」、「結構気温も高いデーゲーム」、「宇佐美出場直前までガンバペースで決定機も多々」、「対峙するセンターバック(中澤&ジェシ)はスピードある選手の対応は苦手」・・・もうこれは宇佐美の劇的勝ち越し弾で試合終了という条件が整い過ぎているとすら思っていた。月曜エルゴラの「至宝の復活 -ガンバ目覚める-」みたいな一面を想像しながら応援してたのに・・・。

広島戦しかり、相手の疲労をどう考えるかによって今日の評価も変わるのだと思うけど内容的には多少改善。ダービーの時のようにリンスがサイドに流れて起点になり、阿部ちゃんがフィニッシュに多々絡みという形。両サイドバックのセンタリングから決定機が一本ずつ生まれたのも攻撃のバリエーション的には悪くない。残るはフィニッシュ・・・で、宇佐美復帰。ピースは揃った感がある。これで勝てない日々が続いたらドロ沼化決定です。何卒宜しくお願い致します。

最後にジェソク。なぜ右サイドバックの選手ばっかり怪我が重なるんだ。米倉もジェソクも調子が上がってきたタイミングで怪我というのが気の毒。特にジェソクは去年の苦労があって、やっと掴みつつあった出場機会だったのにも関わらず・・・現実は残酷。救急車で運ばれる姿に長期離脱も覚悟したけど、どうやらそこまで大怪我ではないのが不幸中の幸いか。

【サッカー写真館】インドネシアサッカーの風景 ~サポーター編~

インドネシアサッカー遠征時の写真を紹介するシリーズ2回目。今回は「サポーター編」。インドネシアへ行った最大の理由が「アジアで最も熱狂的」とも称される現地サポーターを観るためでした。期待通り「カオス」と表現していいほど熱狂的で、そして、フレンドリー。そんな彼らの姿をご覧ください。ちなみに、この試合のホームチームは6月にガンバとのフレンドリーマッチが噂されている「PERSIB」というクラブです。

■インドネシアのサポーター

ゴール裏はサポーターでぎっしり。何かしてるなと思ってカメラをアップにすると・・・

インドネシアサッカーゴール裏

電車ごっこみたいな踊りしてました

肩を組むサポーター

アウェイサポは仮面ライダーダンスで対抗

踊るサポーター

手拍子をする位置が高い

手拍子サポーター

後半は謎のグッズで応援

インドネシアサポーターコレオ

バックスタンドはタオマフで応援

インドネシアサッカースタジアムメイン

私の周りのサポーターは応援はしないけど、中指は立ててました

中指立てサポーター

審判は警察に守られて控室へ

インドネシアサッカー審判

ピッチへのペットボトルは投げ放題

インドネシアサッカーペットボトル

警察がもっている盾はペットボトルを防ぐ用です

スタジアム警察

ホームチームが負けたので増員

インドネシアサッカー警察

どういう事態になったら使うのか不明ですが、一応犬も用意されてます

警察犬

人件費半端ない

スタジアム警察2

スタジアム周りにはこんな車ばっかり

スタジアム警察車

サポーターは荷台に乗ってスタジアムに来てます

インドネシアサッカーサポーター

この乗り方ではスピード出せないと思うけど

サポーター車

渋滞がひどいのでバイク移動のサポーターも多いです

サポーターバイク


試合後にはアウェイサポーターが発煙筒を

スタジアム発煙筒

お疲れ様でした

インドネシアサッカースタジアム1

次回は「スタジアムグルメ」&「スタジアムグッズ」編です。

関連記事①:【インドネシアサッカー観戦記】カオスがもたらす熱狂のスタジアム
関連記事②:Jリーグがインドネシアで受け入れられるために
関連記事③:【サッカー写真館】インドネシアサッカーの風景 ~スタジアム編~


【Jリーグ第8節】ガンバ大阪-大宮アルディージャ@万博

【ガンバ大阪 2-1 大宮アルディージャ】

今ちゃんのシュートが相手DFにあたらなければ・・・絶望と歓喜は紙一重。今ちゃんを投入した瞬間、試合終了の笛が自分の中では鳴っていたんだけどね。まさか守備固め要員のゴールで試合が決するとは。嬉し恥ずかし馬鹿試合。今年のチームが目指している勝ち方では確実にないだろうけど、失点直後に眠っていたチームの攻撃的メンタリティが甦ったように私には見えましたよ。「やっと本性を表したな」的な。正直、ゾクゾクはしたよね。

ダービー、ナビスコ鳥栖戦と内容的には良い流れで来ていたので、ここで結果を出せたのは勢い出る。決勝ゴールの瞬間のベンチのリアクションを見てもチームの雰囲気は悪くなさそうなので、逆襲開始といきたいところ。

■機能しない2トップと完全復調の倉田

宇佐美が復帰すれば改善されると信じて疑わないので期間限定の心配事項ではあるものの、2トップはもはやどの組み合わせも機能しませんな。勝ち試合ながらも、一番印象的なのは2トップの機能不全。佐藤もリンスも守備要員としては及第点ながら、FWとしては厳しい。シュートを打てないだけならまだしも、ボールロストが多過ぎる。連携うんぬん以前の問題のような気もするので多くは語らない。役割と時間を限定して使って欲しい。

一方で倉田は水曜ナビスコから引き続き好プレーで完全復調。今節も倉田が出場してから攻撃の機能不全が改善した。大森、阿部が好調を維持している中で、この2人に倉田が絡み始める攻撃は今のガンバの生命線。今後、倉田の調子と決定機数は比例してくるはず。そこにフィニッシャーとして宇佐美が戻ってきたら・・・と、楽観視というか妄想を繰り広げるのがサポーターの性なのであります。

■ヤットの適正ポジション問題

今節、ボランチ起用のヤットは攻撃自重のバイタルを極力空けない守備重視のプレーで監督的には合格点と推測してるけど、次節はどこで使われるだろう。「ヤットのポジション問題」は考えるべきポイントが多岐に渡るので詳細は割愛するけど、次節の対戦相手である川崎の特徴を受身で捉えるか、攻めの姿勢で捉えるかでも当然選択は変わってくる。いつか明確な答えが出せる時がくるのだろうか。ただ、間違いなく言えるのは外す勇気も必要だし、仮にスタメンから外して負けたとしてもその選択は批判されるべきものではないという事。

【ナビスコカップ第3節】サガン鳥栖-ガンバ大阪@ベアスタ

【サガン鳥栖 0-2 ガンバ大阪】

試合後のインタビューにおける長谷川健太監督のハイテンションが全てを物語っている。期待以上のハイパフォーマンスで完勝。ナビスコ優勝待ったなし。仕事を午後休取って万全の態勢で観戦した甲斐があった。

■新レギュラー争いスタート

今節のスタメンを見れば注目点は「若手選手の実力診断」(と「エブソンのJリーグデビューなるか!?」)。リーグ戦におけるチームの課題等とは一旦切り離して、チームの+αを探す試合として観戦しました。結果的には出場した若手選手全員がアグレッシブにプレーし、レギュラーメンバーが出場しているリーグ戦以上の躍動感を感じさせてくれるナイスゲームに。小川のJリーグ初ゴールも飛び出して最高の気分でこれを書いております。

若手選手は皆良かったけど、中でも即戦力として十分使えそうだったのが左サイドバックの内田裕斗。ワンプレーワンプレーから「やってやるぞ」という気持ちがヒシヒシと伝わってきた。インターセプトを狙い続ける姿勢、安定感のある足元の技術、狙いをもったクロス・・・相手に情報がない時期は比較的のびのびプレーできるのはミチも藤春も同様だったので、真価が問われるのは2~3年後だとは思うけど、デビュー戦としては十分合格点(藤春のデビュー戦は確かガチガチだった記憶が)。元々メンタルが強い選手みたいだけど、代表やJ3での試合経験も活きてるんかね。

若手の躍動に刺激を受けたのかお兄さんチームの倉田と大森の活躍も今節の副産物。大森の攻守の切り替えの早さはもはや長谷川ガンバの申し子感。今日のメンバーの中だと風格すら感じた。阿部と共に序盤戦のチームを牽引して欲しい。そして、本来はこの2人以上にチームを牽引して欲しい倉田が復調気配を見せたのも大きい。キャプテンマークを巻いたのがチームリーダーとしての自覚を促してたりして。

こういう試合を観れるとリーグ戦の苦しみが今後につながるのではないかと思わせてくれる。ガンバの未来は明るい。


【Jリーグ第7節】セレッソ大阪-ガンバ大阪@長居

長居より帰宅。久しぶりに気持ちの入った試合が観られて、引き分けという結果には満足できないながらも試合直後はちょっと感動してしまった。我々サポーターも含め、いつもの何倍も感情が高められる「ダービー」は何度経験しても特別だなと2年ぶりに実感した。試合前に久々に行われた決起集会、クオリティ面でホームクラブを圧倒したコレオグラフィ、こうした一体感を多くの人と共有できる機会があるのは大切な事。感情の共有こそサポーター文化の最大の魅力だと考えているから。悲しいかな「ACL」や「首位攻防戦」という種類の試合は経験しにくいサイクルに入っている中で、新規サポーター拡大の面でも、サポーター文化発展の面でもダービーの重要度は今まで以上に大きなものになってきている。

大阪ダービー決起集会

■チームは生き物

「やればできるやん」というのが一言総括。ダービーという特別な試合がチームのポテンシャルを引き出してくれたという印象。今のメンバーでもあれだけできたのは自信になるはず。長谷川監督も話していたけど復調の「きっかけ」にして欲しい。

そして、好ゲームを引き出したのは間違いなく阿部の同点弾。同点後は量質ともにチーム全体の動き出しが変わった。つまり、メンタルの影響が大きかったと推測する事ができるけど、クラブは「ピリオダイゼーション理論」とかいう謎のコンディショニング理論を導入する前にメンタルトレーナーを採用した方がいいのではないだろうか。

とはいえ、攻撃面における崩しのレパートリー不足の課題は継続中と考えた方がよさそう。セレッソのようなオートマティズムな形が必ずしもいいわけではないけども、ある程度基本となる「自分達の形」は作りたい。今節でいえばリンスを単純に裏に走らせる「ロングボール」は今後も入れていくべきだと思うし(最後数分間のノーガードの殴り合いの展開を考えれば、リンスは最後まで使って欲しかった)、一方で佐藤にあそこまでポストプレーを求める事が得策なのか疑問だったりもする。軸がないがゆえに宇佐美復帰までは試行錯誤を繰り返し続けるしかないんだろうな・・・。

兎にも角にも、ダービーお疲れ様でした。ちなみに、今回のダービーに足りなかったものはガンバ側は「宇佐美」、セレッソ側は「サポーターの声量」だと思うので、次回は両方揃えて今回を越える最高のダービーにしましょう(後者は無理か)。

【サッカー写真館】インドネシアサッカーの風景 ~スタジアム編~

野呂社長がインドネシアに行ってるみたいですね。きっと6月開催が見込まれている親善試合の打ち合わせでしょう。報道によると私が2月に現地で観戦した「プルシブ」というチームも対戦相手の候補になってるとか。

ガンバサポのインドネシアサッカーに対する興味が高まっているせっかくのタイミングなので、インドネシアのスタジアムに行った際に撮影した写真を紹介します。現地の記事を読む限りはここで試合をする事になると思われます。雰囲気を知る参考になれば嬉しいです。

ちなみに、私が観戦したのは「PERSIB VS SEMEN PASANG(会場:Si Jalak Harupat)」というカード。同じサッカーでも文化が違うとここまで違うかというのが正直な感想。それは、ポジティブでもあり、ネガティブでもあり。ただ、違いを知れたのは良い人生経験になりました。正式にインドネシアでの親善試合が決まったら行く事を検討するサポーターの方もいらっしゃるかと思いますが、治安はあまり良くないので気を付けて下さいね。

■インドネシアのスタジアム

スタジアム外観。ゴール裏には屋根はないです

Si Jalak Harupat外観

チケット売り場。柵越しの発売。治安の悪さが窺い知れます

チケット売り場

チケット。VIP席を購入

インドネシアサッカーチケット

スタジアム入口。整列入場という考え方はありません

スタジアム入口

出口。導線がなぜか狭いのが特徴

スタジアム出口

スタジアム内コンコース

コンコース

コンコースからの景色

スタジアムからの景色

メインスタンドからの景色

VIP席からの景色

アウェイゴール裏

アウェイゴール裏

ISLの旗

ISLエンブレム

試合前の握手

インドネシアサッカー選手整列

ホームチーム記念撮影

ホームチームPERSIB

アウェイチーム記念撮影

アウェイチーム SEMEN PADANG

次回は「サポーター編」です。

関連記事①:【インドネシアサッカー観戦記】カオスがもたらす熱狂のスタジアム
関連記事②:Jリーグがインドネシアで受け入れられるために

【Jリーグ第6節】ガンバ大阪-鹿島アントラーズ@万博

【ガンバ大阪 0-2 鹿島アントラーズ】

実況の嘲笑混じりのガンバ批判に90分間耐え忍んだ解説の木場さんに今日はまずお疲れ様を伝えたい。という事で完敗です。勝てる気がしなかった。不調が続く倉田のスタメン起用は完全に裏目に出て、ヤットのボランチ起用は自陣バイタルにスペースを生む一方、攻撃の改善にはつながらなかった。当然、全ての選択は一長一短。監督的には相当難しい選択を迫られ続けている序盤戦だけど、すべての選択において「短」の部分ばかり目立つ結果に。

■立ち戻るべきスタイルとは?

点は取れないけども「守れる」という事を心の拠り所にチームを応援してきたけども、2試合連続2失点。何かを犠牲にして何かを得ていたチームが、何も得られなくなってしまった。この選択を批判する訳ではないけども、攻撃性を高めたいという狙いで選択したヤットのボランチ起用がチームに混乱をもたらしてしまっているようにも観えた。こういう結果が続くとサポーターは勿論、クラブ内でも「元の攻撃的なガンバに戻せ」「攻撃的に戦いたい」という意見が出てきてもおかしくない。そして、方向性がブレて負のスパイラルへ・・・というのが最悪のシナリオ。

私は長谷川ガンバである以上、開幕戦~2節のような守備を最優先にした戦い方に「戻す」べきだと思う。点が取れない最大の要因は色々あるのだと思う。個人的には最前線のタレント不足が大きいと感じているけど、少なくともヤットのボランチ起用でどうにかなるような問題でない事も分かった。そうであればまず守ろう。今のチームが戻るべきはシーズン前に準備しつづけている「守備最優先」の戦い方。

次節はダービー。残念ながら攻め勝つスタイルは望めそうにもない。ただ、求めるのは結果のみ。皆で戦って、大きな一勝を復調のきっかけにしよう。

「変えない」という選択の未来は? ~平井将生のアビスパ福岡でのプレーを観戦して~

鳥栖戦の翌日、将生と寺田を応援しに「アビスパ福岡-横浜FC」をレベルファイブスタジアムに行ってきた。環境が変われば役割も変わりプレーも変わる。それはプレーの幅が広がるという事だし、その変化は成長だと思う。実際、自分のプレーを変える事を目的に移籍する選手もいる。将生と寺田がガンバ時代から移籍先でどんな成長した姿を見せてくれるのか。ガンバの試合を観るのとはまた違った楽しさがあった。

レベスタバックスタンドからの眺め
福岡サポの「福岡勝たせよ~ぜ♪」のチャントが気に入りました

■次のステップへ

寺田はチームの中心だと言っても過言ではない存在感があった。ガンバに一瞬復帰した2012年シーズンもその片鱗は見せてくれていたけど、一番変化した点は守備面。フィジカルが強くなって対人プレーでの弱さを感じなくなったのはJ2という環境がそうさせたんだろう。この試合のポジションは守備を強く意識したボランチで、終始バランスを気にしてプレーしていた。とは言え、最大の魅力はボールをもった時のプレーで、視野の広さが一人だけレベルが違った。味方の反応の問題もあってか、判断が遅れるシーンはたまに発生するのだけど攻撃の起点でもあり続けてた。間でボールを受け続け、的確にボールをはたける技術はヤットと重なる部分もあって、J2でプレーし続けるのは勿体ない。本人はこの先のキャリアをどう考えているのだろう。

■変えなかったスタイル

一方、将生は後半頭から出場。冒頭で「環境が変われば役割も変わりプレーも変わる」と書いたけど、結論から言うと将生のプレーは全く変わっていなかった。これが良い事なのか悪い事なのかは結果で判断するしかないのだと思う。スタメンを争う坂田ら福岡のFW陣がハードワークしているのを見ると、それをせずにひたすらゴール前でシュートを狙い続ける将生のスタイルは結果を出す以外に生き残る道がないとも言える。ただ、福岡にはヤットもフタもいない。良いパスはほぼ出てこない環境で結果を残し続けるのは楽な道ではやい。事実、この試合でも大半の時間で消えていた。あのプレースタイルはバイタルエリア以外での貢献度が低すぎると思うのだけど、全てを帳消しにする後半ロスタイムでの決勝ゴール。将生のサッカー選手としての生き様が凝縮されたような展開だった。決勝ゴール直前には決定機を外している事を考えると戦犯として扱われてもおかしくない44分間からの逆転劇。ガンバだったら途中出場途中交代の可能性もあった。そう考えると、パスは出てこないけど、使い続けてくれる今の環境の方がワンチャンスにかける将生にとっては理想の環境なのかもしれない。

両選手ともにチームに居場所がある事を確認できて安心した。元ガンバの選手は一部の例外を除いて移籍先での活躍を祈ってる。2人ともキャリアのピークは未来にある。

P.S.鳥栖(福岡)遠征ラーメン探検記第二弾は超有名店「一蘭」。訪れた天神店では全国でこの店舗限定で発売している「釜だれとんこつラーメン」なるものが存在するんです。味の違いは正直、分かりませんでした。

釜だれとんこつラーメン

一蘭天神店外観

【ナビスコカップ第2節】清水エスパルス-ガンバ大阪@日本平

【清水エスパルス 1-0 ガンバ大阪】

試合前の期待感はどこへやら。ナビスコっぽいぬるい空気感のまま敗戦してしまいましたな。ナビスコ初戦が阿部・明神の躍動など次節につながる勝ち方だっただけに今節も同じ事を期待したのだけど、改めて攻撃のアイデア不足という課題を認識させられるという厳しい結果に。新入社員の皆さん、社会は甘くはないのだよ。簡単には会社の業績は上がらないという事を今日のガンバから学んで下さい。

■打開策「ヤットのボランチ起用」の成果は・・・

テスト要素の強いナビスコカップにおいて今節最大のテストは「ヤットのボランチ起用」。全く迫力の出ない攻撃の打開策としてサポーターからの声も多く上がっていたアイデア。結果的には及第点。失点シーンに絡んでしまっている事をどう捉えるかで評価は分かれるだろうし、リードしている展開での守備をテスト出来なかったという点で結論が出せないという部分もある。ただ、攻撃に厚みは出た。それは「決定機を作れた」とか「崩せた」と同義ではないところが悩ましいところではあるけども。実際、得点という結果にもつながっていない。「攻撃時間が増える」くらいのニュアンス。

そういう意味では、バイタルエリアでの迫力は倉田やフタに頼りたいところだけど、この2人が今日はさっぱり。特に倉田はスランプ気味な気も。考え過ぎて負のスパイラルに入らない事を祈るばかり。確かスポンサーの追手門大学は心理学部が優秀だったはず。心理カウンセラーのインターシップの受け入れを早く!

まあ、この試合は深く考えないで切り替えた方がよさげ。ポジティブマインドで試合を振り返れば、ジェソクの奮闘や、リンスのシュート精度が少しずつ高まっている(気がする)など収穫がない訳でもない。気持ちのいい形で一勝すれば流れが変わると信じつつ今は我慢の時(と、言い聞かせている)。