【読書感想】「サッカーの見方は1日で変えられる」、「サッカービジネスほど素敵な仕事はない」

あけましておめでとうございます。2011年初の更新。年末は2010年を振り返るような記事を書こうとかも思っていたのですが、紅白観たり、バーゲン行ったりしてたら、もう1月中旬。あんまり更新しないとTOPページに広告出ちゃうからそろそろ更新します。笑。今年もよろしくお願い致します。

天皇杯準決勝の敗戦から我々サポーターもオフに入った訳ですが、最近はシーズン中は試合があるため予定の立てにくい(友人と予定を合わせにくい)旅行をしたり、フットサル大会に出たり、映画や演劇を見たり、来年のゲーフラのための布を買いに行ったり・・・ガンバとは関係ない(一部関係あり)時間を過ごして来シーズンへの英気を養っております。そんな中でも読書の時間が増えるのもこのシーズンの特徴。そこで今回は特に書くこともないので最近読んだ本を紹介します。

雑誌と比較して本のいいところは読んだ情報が記憶に定着しやすいところ。同じ事を何回も表現を変えて繰り返し書かれていたり、例えがあったり、うまく纏めてくれているから頭に入ってきやすい。今日紹介するのは最近読んだ中でよく内容を覚えている2冊。

①「サッカーの見方は1日で変えられる」 著:木崎伸也

初心者向けのサッカー解説書。ポイントを絞りチーム、選手、監督の善し悪しの見分け方を教えてくれる内容となってます。例えば、「良い攻撃」=「①ボール保持者のまわりでたくさんの選手がアクションを起こしている。②クロスに対して相手ゴール前にたくさんの選手が飛び込んでいる」、「良い守備」=「①DFからFWまでの距離がコンパクト。②ゴール前中央を空けていない」など。一応、初級から上級まで分かれているのですが、上級でもいい攻撃の見分け方として「縦パスが入っているか」などヤットがいない試合などでガンバサポがよく悩まされるお馴染みのポイントだったりしますし、総じて初心者に優しい内容となってます。

ただ、基本的な内容をバカにはできません。99の岡村さんがこないだTVで「ベタを理解してこそのシュール」と発言されていましたが、サッカーも同様。基本(ベタ)を知ってからシステム論や選手論を語るべきです。ザッケローニも基本的な練習に時間をかけているなんて報道もあります。ガンバの試合中でも見当はずれなヤジを飛ばしたり、プレーの意図を理解しないで批判をしていたりするサポーターの姿をたまに見かけますが、特にサッカー未経験者の方は一読していて損はない内容です。経験的には中3~高1くらいに部活で教えてもらうような内容だと思います。そういう基本的な戦術的な知識を入れていればガンバのサッカーの違った魅力が見えてくるかもしれません。

ちなみに、監督の善し悪しを見分けるポイントの1つは「システム変更をあらかじめ練習しているか」だとか。西野は当てはまらないような気も・・・・・まあ、例外もあるって事で。

②サッカービジネスほど素敵な仕事はない~たった一人で挑戦したFCバルセロナとの取引~ 著:浜田満

Amazing Sports Lab Japanの代表を務める浜田氏の成り上がりストーリー。特にサッカーとは関係ない会社への就職からバルサのオンラインショップや観戦ツアーなどの仕事を請け負う事になった今に至る過程が書かれています。何を考え、どうアクションを起こしたか比較的具体的に書かれてあり、ビジネスマンにとって参考になる事も多いです。FCバルセロナという世界的なクラブの名前が出てきているのでさぞかし壮大なビジネスプロジェクトについて書かれていそうと思いがちですが真逆。実に泥臭い。そういう部分が書かれている点が大きなこの本の魅力な気がします。事業規模が大きくなる過程で親に借金をお願いする話や、外部企業との提携の際に関連するビジネス書を読みまくって勉強した話など身近に感じられる話題が沢山。本当に一社会人からの成り上がりなので参考になるし、興味深い内容になっています。

私も学生時代からスポーツビジネスに興味があり、色んな人も話を聞いてきましたが成功している人も共通点は「行動力」だなと感じます。特別な知識やコネなどは後から付いてくるもの。情熱と行動力をキープできる人が成功するんだろうなと。案外これは難しくて、日々の業務に追われて無気力でルーティーンをこなす日々を過ごしてしまったり、アイデアやオリジナリティを出す事を忘れたり、本来の目的・野心を忘れたりしてしまうものです。

この本で書かれてある浜田さんからは1つ1つの与えられた仕事を単純にこなすだけではなく、オリジナルな工夫を加え成功させ、次の仕事につなげ・・・それを繰り返した先に成功がある事を教えてくれます。そうした過程で色々なコネクションやチャンスが出てくる。それを活かすには高いモチベーションと行動力をキープする事が大切だと改めて感じました。チャンスがあれば、そのモチベーションや行動力の源が何か聞いてみたいところです。

最後に、どちからというとスポーツビジネス書の主流であろう、電通などの巨大企業・組織や大学の先生が書かれている本はビジネスの規模が大き過ぎたり、仕事内容が特殊過ぎたり、第三者(評論家)的視点だったりしてリアリティをあんまり感じれず、自分の仕事に活かすという意味ではなかなか難しい。プロスポーツの世界でも多くの人は数千円のチケットや数十万円の広告枠を売るために毎日色んな場所に出向いて頭下げたりしており、普通の会社と同じく泥臭い仕事も多いというのが現実な中で、「FIFAにおけるAFCの政治力が~・・・」みたいな話を聞かされても・・・・と読み終えた時に感じた事は数知れず。まあ、そうした本も話の種としては面白いから読むけど(笑)、より仕事のリアリティを感じたいのであればこの浜田氏の本はお薦めです。頑張ってる人の話を読むのは自分のモチベーションを高めたり、考え・目標を意識しなす意味でも効果的な気がします。

2011推薦図書

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